散歩の途中の向陽のグラウンドの横の道で、かたつむりに出会いました。一緒に散歩している生徒と、しばらく立ち止まって見つめました。長い角を出していました。久しぶりです、かたつむりを見たのは。
日前宮にお参りに行って、帰りの鳥居のところまで戻ってくると、カメがいました。来たときはいなかったのに。また二人で立ち止まって、しばらく見つめて、彼が、そのカメを水の中に戻してやりました。気持ち良さそうに泳いで行きました。
帰り道、「明日、塾にプリントを取りに行きます。自分で少しやってみようと思います。」と彼から行ってきました。少しずつ、前を向いて走りだしているかな。かたつむり、カメ、この2つに出会ったのは、ゆっくりでも、自分と戦いながら、歩み出そうとしている生徒を、ちゃんと見守ってやれよというメッセージだったのかもしれません。みんな人それぞれ、違った人生の歩みがあります。誰だって、しっかり頑張りたいのです。その頑張りを引き出すのが教師の仕事です。