昨日、三重高校に、接戦で敗れてしまった熊本代表の城北高校。監督さんが、インタビューで、「雨の甲子園でも、晴天の甲子園でも試合ができてよかった。選手たちにとっては、いい思い出になったと思う。」と語りました。いい言葉ですね。
試合後のインタビューでも、ひたすら技術的なことばかり語る監督もいます。まだまだ若いなと思ってしまいます。こんな気の効いた言葉を語れる監督さんになるには、人間としての年季を積む。それしかないですね。
末次監督、63歳です。「末次」、九州の苗字ですね。福岡県出身。西日本短大付属を出て、新日鉄八幡で投手として活躍。八女市職員をしながら、母校で監督を務めて、阪神タイガースの新庄選手を指導したそうです。1996年から城北高校職員兼野球部監督。きっと今までに、いろんな事を経験してきたんでしょう。だから大抵のことには、驚くことはないのでしょう。
城北高校は、かつて、小さなエース、井口投手を擁し、準優勝に導いた勝山監督が、京都商業をやめた後で、熊本に移り住んで、監督をした学校です。その後、京都商業も出て来れなくなりました。今は、京都学園と名前が変わりました。
朝日新聞18面に桐蔭高校の名前が出ていました。圧倒的な強打を誇って勝ち上がってきた敦賀気比高校が、大会最多得点記録に届くかどうかと書いてあります。第7回大会で優勝した和歌山中学( 桐蔭 )は、4試合で、75得点をたたき出したとあります。
新聞の地方版には、新人戦の組み合わせ抽選の結果が掲載されています。初戦は、南部か。強敵だな。何とか、生きているうちに、甲子園で母校の応援がしたいという気持ちがますます強くなってきました。