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Channel: KGセミナー塾長の日記
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人気がなかったころのパリーグ

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 この前朝日新聞のスポーツ欄に、作家で、元近鉄百貨店社員で、近鉄バッファローズ応援団長の佐野正幸さんの話が出ていました。最近のパリーグの盛り上がりは、近鉄の消滅があったからだと語っています。その話を聞いて、かつてのほとんどマスコミに登場することのなかったパリーグのことを思い出しました。

 

 先日、高校野球の先輩と話をしていた時に、全盛時代を過ぎて、弱かった時代の西鉄ライオンズの話になりました。ちょうど東尾投手が活躍するころです。その頃に、負けても負けてもずっと投げ続ける投手がいたということで、話が盛り上がりました。「河原投手!」という話で盛り上がりました。その名前は、この45年間、僕の記憶の底に眠っていたのですが、急に蘇ったのです。

 

 入団して、2年目から、12勝13敗、13勝19敗、4勝16敗、5勝12敗。この時の負け数が、僕の記憶に残っていたんですね。今は、ネットですぐに検索できます。河原投手。1967年に市和商が夏の甲子園に出場して、準々決勝で、大分商業に19対5で大勝した試合があります。その時の大分商業のエースが、河原投手だと知りました。負けても、負けてもひたすら投げ続ける。そのことに感動したのです。入団2年目から12勝を挙げると言うのは、並みの素質ではありません。今だったら立派なエースです。西鉄がもっといい時代だったらと思ってしまいます。

 

 大分県で、肉料理のお店を経営されているようです。この話をした先輩と、温泉にでもつかって、河原さんのお店でご飯を食べる。ささやかな夢ですね。


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