昨日の大島高校の試合を少し見ました。結局は、大差がついてしまいましたが、中盤までは、全くわからない試合展開でした。アルプススタンドの応援がすごかったですね。やはり甲子園は、勝ち負けだけではなくて、郷土の愛がいいですね。県大会に出場するだけでも11時間かかるそうです。甲子園に行くには、38時間かかります。大島高校は、クラブ活動などで、遠征費がかかるので、修学旅行は実施していないそうです。応援団の移動は、バスで、一晩を過ごす予定になっていましたが、島の人たちからの寄付金が、思いのほかたくさん集まったので、広島で宿泊施設に泊まれたようでした。あの大観衆に支えられた大島高校ナインのはつらつとしたプレー、よかったです。
智辯和歌山対明徳義塾の戦い。レベルの高い試合でした。延長戦で智辯和歌山が1点を勝ち越したその裏の攻撃。3塁に進んだランナーを、あっさりとスクイズでホームに迎え入れました。明徳義塾の馬渕監督、その采配。素晴らしいと思います。なかなかスクイズのサインは、大事な試合では出せないものです。そこで選手の「自習生」に任せて打たせてしまうことがあります。しかし、思いきっていかなければならないのは、選手ではなくて、監督です。監督が思いきってサインを出さねばなりません。馬渕緒監督、智弁に夏の決勝戦で買って優勝してから、その采配に、「角」が取れたような気がします。さらに一段階高いレベルに達したようです。見応えのある試合でした。
甲子園を見ていると、本当にいいですね。この時期、関西にいろんな強豪校が遠征に来て、関西の学校と練習試合を行っています。甲子園に出ていない地元の学校にとっては、強豪校との練習試合が何より楽しみです。 甲子園を目指して、しっかり練習をして下さい。