おはようございます。何度見ても、植村選手の映像には、胸が痛くなってしまいます。彼女の笑顔、本当に素晴らしいですね。夫の、「尊敬している」という言葉も胸に響きます。「メダルを取れなかった」ということは、事実として残りますが、彼女の態度、言葉、表情。日本人として、立派だなあと感じました。ご苦労様です。
私立大学の合格発表が、そろそろ始まっています。昔のように、通知が来るのをひたすら待つのではなくて、最近は、携帯電話で、合格者の受験番号が掲示されているのを確認します。合格した生徒もいれば、番号を見つけられない生徒もいます。今まで、一緒に勉強してきた仲間が、1人、また1人と「受験」という舞台から卒業していきます。
取り残されたような思いがこみ上げてくることでしょう。しかし、自分の番号を見つけられなくっても、また心を入れ替えて、次の試験に向けて気持ちを切り替えて勉強する人もいます。心の中では、そんなにすぐに切り替えられるはずはありませんが、平静を装って、次に向けての行動を取る。立派なことです。そういう思いをすることが、その人をさらに一回り大きな人間にしてくれます。1つの挫折を次に生かす。我々には、それしかないような気がするのです。