東京に行ってきました。やっぱり、たまに都会に行くのはいいですね。やっぱり東京は違います。人の数が違います。ずっと田舎にいる僕にとっては、刺激をもらいました。
新橋駅から、ゆりかもめに乗って、有明テニスの森駅まで行って、すぐ近くにあるディファ有明で試合がありました。昨日は、朝からずっと試合があったんですね。約30戦。藤原選手は、メインなので、夜7時頃の予定でした。
5時前の到着。用意してくれていた席は、前から4列目。とても見やすいいい席でした。前には、武蔵選手が座っていました。ありがとうございます。やっぱり格闘技をリングサイドで見ると迫力が違います。音が全く違います。ガツンという音が伝わってきます。汗も飛び散ります。KOシーンも沢山見ました。やっぱり格闘技は、「心」ですね。それが折れてしまうと、顔に現れてきます。これはやばいなというのが、すぐにわかります。
藤原あらしは、タイ人相手に、1ラウンド1分でKO勝利しました。左のパンチが、相手の顔面に。相手は、しばらくリングに大の字になっていたままでした。今年は、タイ人を相手にキャリアを積んでいって、ルンピニースタジアムのランキング入りを目指しています。ラジャダムナンスタジアムとルンピニースタジアムの2つが、タイを代表する2つの殿堂と言えます。最近は、ルンピニースタジアムの方が人気があり、有力選手も多いそうです。そんな中でランク入りを目指す。一番厳しい軽量級では大変なことです。タイでは、幼少のころから、ムエタイをやり始めます。もちろん、子供のころからその試合には、お金を賭けて試合をするわけです。いわば子供の時から「プロ」ですね。そんな中に挑戦する。大変なことです。
今年は36歳になります。プロとしての戦績は、60戦を越えるそうです。年齢的に見ても、かなり厳しという人もいますが、まだまだ「心」が素直で、慢心もなく、成長が大いに期待できます。
格闘技を見に行くと、試合前は、相手を挑発したりする選手も多いのですが、試合後は、ちゃんとお互いを尊敬する。その姿を見るのがすごくいいです。藤原選手に、試合後にそのことを聞きました。
「格闘技を続けている選手は、みんな真面目なんです。真面目でないとやっていられません。仕事をしながら、ほとんどお金にならないことに、心と時間のすべてを賭けるんです。相手も同じように、努力をして、練習をして、この試合に賭けてきているのがわかります。試合が終わったら本当にいい気持ちになれるんです。」
と語ってくれました。いいですよね。真面目でないと、何の世界でもやり続けることはできないという事です。昨日は、美味しいお酒を飲めました。ありがとうございます。