若手バレエダンサーの登竜門として知られるローザンヌ国際バレエコンクールの決勝で、日本人が、1位、2位、6位に選ばれました。入賞者の半数が日本人でした。25年前に熊川哲也さんが優勝した当時は、まだまだその身体的な面から、日本人の受賞は厳しいといわれていましたが、2年前の菅井さんの優勝といい、今回の快挙といい、日本人がここまで頑張って辿り着いてきたかという感じがします。
1位の二山さんは、長野でしっかり練習を積んでいます。地方の都市からでも世界一になれる。本当に努力のたまものだと思います。経済的な面での負担も相当あったと思います。支えて来られたご両親も大変だったことでしょう。
ちなみに、6位の加藤さんは、父が、「あずさ2号」の狩人のお兄さんです。奥さんがバレエの先生で、子供たち3人ともバレエに打ち込んでいるとのことです。モナコ公国のモンテカルロのバレエ団に所属しています。最近、日本人が海外で活躍するのを見るとなんだかとてもうれしくなってきます。