昨日は、少しいいことがあったので、近くの教え子が経営している焼鳥屋さんに行ってきました。いつものようにカウンターに座ると、高校の野球部のコーチがいました。彼は、硬式野球部になってまだ間もない学校で、体育の講師をしながら、監督を支えています。少し話をしました。
いい若者です。真っすぐな心を持っています。一生懸命に頑張る生徒を見ているとたまらなくなるそうです。甲子園に行けたら、死んでもかまわないと言っていました。若い、情熱のある指導者の下で野球ができる生徒たちは、有難いことです。
その隣で飲んでいたのが、桐蔭の球部の後輩でした。初めて会った人でした。有田から桐蔭に来ていたそうです。センター入試を5回受けましたと言っていました。現役で1度。浪人して1度。それで神戸大学に進学しました。大学3年の時に、1度、医学部に行き直そうかと思って受験をしました。そこで、そこそこの成績が取れたそうです。あの時、あっけない点数だったら、そこで終わってたそうです。
4年の時、卒業して5度目のセンター入試を受け、和歌山医大に合格。現在3年生。将来は、リハビリ関係の医師を目指したいと言っていました。いつまでもあきらめなければ、道が開ける。
昨日出会った2人の若者に、勇気をもらった夜でした。