昨日は、テレビで、ボクシングを見ました。村田選手のインタビュー、よかったですね。誠実さが出ていました。自分の昨日の試合には、納得していないという気持ちが、よくわかりました。しかしそれをただ悔しさだけではなくて、次にどう対応していこうかというのも見えてきました。恵まれた環境を整えてもらっていることに対する感謝の気持ちも語っていました。母校の東洋大学の名前も出していましたよね。東洋大学、勢いありますね。陸上の洛南高校の桐生選手も東洋大学に進みます。関東では、東洋大・法政大の勢いが際立っていますね。
格闘技は、ただ勝つだけではなくて、いい試合をしないと人気は出てきません。藤原あらし選手の試合を何度か見に行って、本当にそう思いました。いい試合をする選手を観客はよく知っているのです。人気があるからマスコミにちやほやされているだけの選手で、試合内容が伴わなければ、本人が一番つらいですね。それをかき消すためにまた「ほら」を吹かなければなりません。悪循環になってしまいます。
八重樫選手。最強の挑戦者を相手に頑張りました。2回目の防衛戦。指名試合です。この戦いに勝たないと、タイトルマッチを興業権が自分の所にやってきません。なんとしても勝たなければいけない試合でした。最強の挑戦者を相手に、足を使って、打ち合うところは打って見事に勝利を収めました。井岡選手との壮絶な統一戦を行って、破れはしましたが、それによって一気に男をあげました。ここからさらなる観客を沸かせられるチャンピオンとして頑張ってもらいたいなあと思います。
それにしても、スローもションの映像を見ると、パンチが当たると、顔が歪んでしまいます。それでも立っているのは、鍛練以外の何物でもないですね。そういえば、藤原選手のお腹を見せてもらったことがあります。触らせてもらいましたが、とても筋肉とは思えないぐらいで、「鉄板」のような感触でした。今度生まれ変わったら、格闘技をやってみたいななんて思っています。