卒業生が来てくれました。今は、高校で教師をしています。民間の企業でバリバリ仕事をしてから、教師になったので、教師の世界は、新鮮だそうです。今までの世界と全く違うそうです。
彼女と話をしていると、すごくやる気がみなぎっているのがわかります。そういう人と話をしていると、元気をもらえます。職場で起こる色んなことに対して、こういうものだって割り切っていくのが、大人になるってことかもしれません。しかし、「それっておかしいやん!」というその気持ち、それをいつも持ち続けること、それが、「初心」ではないかと思うんです。彼女には、いつまでたっても、その初心を忘れることのない、先生らしくない先生でいてもらいたいです。たった1人でも、いい教師がいれば、学校は変わります。そう信じて、ぜひとも頑張ってもらいたい。
いい人と話をすると、本当にいいですね。時間があっという間に経ってしまう。元気ももらえるし、自分もやってやろうという気になるし。教師というのは、こういう人でなければなりません。勉強を教える前に、「人間」として、心を教えられるよいな人でありたいと思います。
明日、予備校のクラスが始まります。「KGセミナーで浪人するにあたって」という書類を配布します。その中に、「教室の前を通る人には、誰にでも、大きないい声で、挨拶をしましょう!」と書いています。せっかく挨拶をするのですから、いい声で!しょうもないことですが、非常に大切なことだと思います。社会人になって、挨拶もできない人も実際にいますから。せめて挨拶をきちんとする、時間を守る。この2つのことは、徹底させてあげたいなと思っています。
いい心で、勉強したり、仕事に打ち込んだりすること、それがすごく大切だと最近、特に思うようになりました。辛い日もあります。おもろない日もあります。そんな日でも、無理をしてでも、いいことを1つ考えるのです。そういう風に、自分をコントロールしていける力が大切なのです。