新高校1年生で、野球部に入部される保護者からお電話をいただくことがあります。現在、向陽の野球部の1年生が1人、来てくれています。彼は兄が来てくれていました。向陽は、塾からも一番近くて、通いやすいんです。
ただ、他の学校の場合は、野球部に入って少しなれるまで待った方がいいかなとも思います。1年の夏休みを超えて、秋の大会が終わったころからは、少し勉強に打ち込めます。その時に、どれだけ、「受験」を意識して勉強に取り組むか、それが大切ですよね。
なかなか、野球をやりながら、国公立大学に現役で合格するのは大変なことです。桐蔭・向陽に合格するのとは、わけが違います。はっきり言って、それなりの覚悟を持って臨まないと、両立は厳しいです。ですから、早い段階から、「文武両道」を目指すという意識の中で生活をすることが大切です。
練習が終わってから、パンをかじりながら、へとへとになった体に鞭を打ちながらの勉強は、本当に大変です。1年生の場合は、授業中に、足や、お腹がけいれんを起こした生徒もいました。それでも、やらされているのではなく、自分で選んだ道です。それを当たり前のように出きる心がまず大切ですね。
「文武両道」、言葉は簡単ですぅが、なかなか大変なことです。桐蔭が甲子園に出た時の選手の中に、家に帰って勉強すると、座ってしまうとどうしても眠ってしまうので、自分の部屋のイスを捨ててしまってくれ!と言って、立って勉強をしていた選手がいました。京都大学に進んで、今は外交官になっています。やると決めたらやる!まずは心。結局、勉強は、やるかやらないか、それだけなのです。