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Channel: KGセミナー塾長の日記
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和歌山大会の結果から

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  昨日の星林、本当によく頑張りました。あと一歩でした。相手は、春の準優勝校、近大新宮。監督は、大阪の近大付属でセンバツ優勝経験のある人です。近大グループが、全精力を上げて甲子園出場への体制を整えている学校です。個人の実力から言えば、県下でもトップクラスの選手がそろった学校です。一方の星林。ここ数年は、夏の大会での勝利がありません。秋にエースだった選手が、故障で万全ではありませんでした。しかし、2番手投手だった背番号1の頑張りと、チーム全員が一つになった戦いぶり、立派でした。試合後の近大新宮の監督のインタビューでは、「どうしてすんなり勝てないんだろう?」というような感じが出ていました。やっぱり、和歌山の高校野球は、底辺が非常に高いと思います。

 

 たった13人の部員しかいない、紀北農芸高校が、10対0とコールド勝ちで、初戦を突破しました。秋からは、部員9人です。そんな学校でも、一生懸命に努力すれば、1人当たりの練習時間は、多く取れますから、勝てるんですね。

 

 やや不利と思っていた、神島高校も、強豪伊都高校を相手に、1対0で、完封発進です。夏の大会は、試合前の予想なんて、全く当てになりません。とにかく1戦必勝あるのみです。伊都高校の監督さんが、43年間の監督生活を勇退されます。僕が小学校5年の時から、ずっと監督をされています。今ではすっかり珍しくなった、先生ではない、外部からの監督です。昔はそんな人のほうが主流でした。それこそ、個人としての生活をすべて犠牲にして、監督業に携わっている人もいました。春の選抜には、3回出場しています。優勝候補の帝京高校を破ったこともありました。敗れた帝京は、ショックで、レギュラー選手が辞めたそうです。何よりすごいのは、18年連続で、夏の県大会の初戦突破です。本当に、ご苦労様でした。


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