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Channel: KGセミナー塾長の日記
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ニュースを見て思う

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 岐阜県の高校で起こった事件。遠足を予定していた高校に、自殺を予告した手紙を届けたのは、自らがバスの手配を忘れていたのを隠すための旅行会社社員の犯行でした。その社員の年齢が、30歳。その年齢だと、大学を出て入社して、経験を積んで、中堅の社員として中心となって働いている年齢です。その社員が、あまりにも短絡的な犯行を犯してしまう。その企業が受ける社会からのダメージは、計り知れないことだと思います。

 

 高校1年の冬。野球部の練習で使うストップウォッチを紛失してしまう事件が起こりました。我々1年生は、顔色が真っ青になってしまって、悩んで、悩んだ結果、お金を出し合って新しいのを買って、まっさらなストップウォッチに傷をつけて、古く見えるようにしたのです。2,3日はだませましたが、やがて発覚してしまいます。

 

 「こういうことをして、いいと思っているのか!」監督の声。そこから、野球部生活で、一番厳しかったしごきが始まりました。桐蔭高校には、スタンドがあります。今のスタンドは新しくなりましたが、僕たちのころは、レンガでできた古いスタンドでした。昭和天皇が、皇太子のころに、甲子園で連覇を果たした和歌山中学の野球を見に来られたのを記念して作られたものです。当時のスタンドには、ちゃんと、「ロイヤルボックス」もありました。そのスタンドは、かなりの段差があります。

 

 「全員、手をつなげ。手は放すな。スタンド100本。」 自分ひとりで走っても、10本も駆け上がって、降りてくるのは大変です。それを100本。気が遠くなりました。下では、監督が竹刀を持って待ちかまえています。私の隣の同級生のKです。「K!ちゃんと下まで降りろ!なめているのか!」そういいながら、彼のお尻をめがけて振り下ろされた竹刀は、手をつないでいた、僕の右手にあたりました。痛かった。でもそんなことは言ってられません。血を流しながら、走り終えました。

 

 やっと終わった。と思うと、次は、うさぎ跳びです。また全員手をつないで、1塁側のベンチの所から、レフトの後ろにある、サッカーゴールまで、5往復。身体が動かなくなった者を引きずりながら飛びました。この日が終わるんだろうか。そう思った一日でした。やっと終わった後は、全員、足ががくがくしています。最後は、「馬跳び」でグラウンドを10周。もう、飛ぶ力も残っていません。背中に手をついて、飛ぼうとするのですが、そのまま馬と一緒に倒れてしまいます。

 

 10周、終えると、正座をして、「説教」が始まります。内容は、どこかに行ってしまって覚えていません。ただ、「あんのことをやったら、えらい目に遭う。」そう心に刻み込みました。今でも、右手の親指の付け根にある傷を見ると、あの日のことを思い出します。

 

 大なり小なり、こういう経験をすると、その後の社会に出た時に、少しは役に立つのかなと思います。昔話をしてしまいました。


週末雑感

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 おはようござます。この前お昼ご飯を食べに行きました。ランチセットを注文しました。美味しかったです。最後に苺のケーキが出てきました。苺を口に入れると、なんだか昔食べた苺のような味がしました。酸っぱかったんですが、なつかしかったです。これが本当の苺の味だったなあと思い出してしまいました。

 

 テレビのコマーシャル。銀行のコマーシャルだったと思うのですが、「相合傘、濡れてる方が 惚れている」というメッセージが流れてきました。なるほどなあと思います。相合傘と言う言葉、久しぶりに聞きました。そういえば、傘と言うものに対する日本人の考え方が変わってしまったような気がします。雨が降るたびに、塾の傘置き場の傘の数が増えていきます。透明のビニール傘です。ある程度増えてくると処分をするようにしています。

 

 昨日は、DVDを借りてきて見ました。古いDVDです。1974年の作品である、「砂の器」です。野村芳太郎監督。主演は、丹波哲郎。加藤剛、島田洋子、若き日の森田健作などが脇を固めています。テレビのドラマで、スマップの中井が、主演を演じたのも見ましたが、ハンセン氏病と言う設定がいまの時代では放送できないので、変更されていています。やはり、この古い作品がいいですね。今は、とにかく「臭いものにはふた」をして、きれいな物だけを見せる時代です。そうではない時代の映画は、胸に迫ってくるものがあります。この作品を読んだ時の感動は、今も覚えています。松本清張の作品を読むと、そのほかの作家の推理小説が何か物足りなく感じてしまうのです。

 

 いいお天気です。お昼からは、庭に出て、ハナミズキのそばに椅子を持って行って、伊集院静香の「ぼくのボールが君に届けば」をもう一度読んでみようと思います。

休日

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  昨日は、いいお天気でした。和歌山へ向かう方の阪和高速の泉南のトンネルの中で、18台の玉突き衝突があって、朝9時から3時間高速道路の通行がストップしてしまいました。そのために、このあたりの周辺道路は、とてつもない混みようでした。

 

 昨日は、エアコンのフィルターを洗って、そのあと、庭の植木を切りました。切り落とした上木をさらに細かく切ってゴミ袋に入れます。これがなかなか大変で、大きなゴミ袋3つ分、びっしりとありました。ひと汗かいた後で、庭のタイルを敷き詰めた所に、テーブルを出して、テーブルについている傘を広げて、その陰で、本を読みました。快適でした。外で本を読むのは、なかなかいいものです。

 

 夕ご飯を食べて、マッサージに行ってきました。3月、4月がこの仕事をしていて一番忙しい時期です。肩も、背中も腕もパンパンでした。マッサージ師さんが、びっくりしてしまうほどこっていました。1時間の極楽を味わってきました。

 

 今日は、夕方から、大学時代の仲間と難波で飲み会です。年に数回、会って飲みます。楽しみにしている飲み会です。

大学野球

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 新聞を見てみると、京都大学野球部の4年生、工学部の田中投手が、同志社大学を完封していました。同志社大学の中には、代打で、春夏連覇の大阪桐蔭の選手も出場していました。田中投手は、兵庫県にある進学校の白陵高校。京都大学の投手が、野球推薦で入ってきた、野球名門校出身の選手たちをきりきり舞いさせたのは、すごいことです。東京大学は、連敗記録を更新中ですが、京大は、田中投手の活躍で、関学、近大に続いて、3勝目となります。

 

 東京大学からは、何人もの選手が、プロ野球に進んでいます。しかし京都大学卒のプロ野球選手は、まだないそうです。かつて沢田選手という強打者が、ドラフトにかかるか注目されたことがありましたが、田中投手のプロからドラフトされる確率も高まったような気がします。

 

 一方、近畿学生野球は、奈良学園大学の優勝が決まりました。このリーグは、奈良学園以外は、大阪大、神戸大、大阪市大、大阪教育大、それに和歌山大と国公立大学が5つも1部リーグに入っています。大阪市大が、奈良学園大から勝ち点を奪う健闘を見せました。和歌山大学は、勝ち点がいまだに0で厳しい戦いになっています。

 

 大学に入って野球を続けることは、経済的にも大変なことです。アルバイトをするのが厳しくなります。ですから、野球を続けようと思っても、続けられるのは、一握りの選手だけかもしれません。野球を続けられることに感謝しなければなりませんね。

あらいぐま ラスカル

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  最近、テレビのコマーシャルで、気になっているものがあります。それは、スマホのモンスターストライクというゲームのコマーシャルです。アライグマのラスカルが出てきます。ラスカルがゲームをやって、スマホの画面で、引っ張って、引っ張って放すと、ラスカルが、吹っ飛んでいきます。池の水面に一度当たって、茂みの中に飛び込んでいきます。

 

 それを見ていた飼い主の、スターリング少年が、「チェ!」と舌打ちをするのです。この舌打ちの意味は、何なのでしょうか。テレビのドラマでは、スターリング少年と熱い友情で結ばれているラスカル。この話は、スターリングノースの自伝的小説です。本が世に出てから51年目。日本でテレビが放映されたのが、1977年。僕が高3の時か。まさかスターリングノースは、ラスカルに舌打ちしているところがCMに使われるなんて、思ってもみなかったことでしょうね。少なくとも、私のようにこだわってしまう人がいれば、それで作戦成功だったかもしれません。

京都大学野球部、富田投手

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 一緒に頑張っている仲間の姿を見て、自分も頑張るということがあります。いい仲間に巡り合えること、それが受験勉強では、特に大切になってきます。今年の予備校部も、そんないい雰囲気があります。浪人生たちの、「前に向かって進みたい!」と言う気持ちが伝わってきます。

 

 大学野球の話です。5日に同志社大学に3対0で京都大学が勝利を収めました。今季3勝目です。72連敗中の東京大学と比べてみると、京都大学の頑張りがいかにすごいかがわかります。その3勝をすべてあげているのが、4年生、工学部の田中投手です。今年のドラフト会議の目玉になる選手です。工学部の場合は、実験があり、他の学部の選手より、練習時間が制約される中での頑張りです。

 

 6日、京都大学は、勝負に出ました。前日完投勝利を収めている、エース田中を、先発させました。田中投手の志願の登板だったのでしょうか。この試合も最後まで投げましたが、惜しくも自らの暴投で決勝点を与えて、1対2で敗れまてしまいました。これで23季ぶりの勝ち点は、なくなったと誰もが思ったことでしょう。京都大学以外の、同志社、関学、立命、関大、近大は、どこもスポーツ推薦入試を行って、高校野球で優れた選手を数多く採っています。田中投手が投げられない、第3戦は、どう見ても、勝利の可能性は、ありません。

 

 ところが、先発した、大阪の茨木高校出身の、173cm、68㎏の右腕、富田投手が、変化球を駆使して、見事に同志社大学を完封。3対0で勝利を収めました。もちろん富田投手は、初勝利です。前日の田中投手の頑張りがあったからこそ、周りの選手たちの心が、一つになった勝利だと言えます。これこそが、学生野球のいいところですね。富田投手の将来の夢は、「与えられた環境で力を尽くすより、力を尽くせる環境を作りたい。」とありました。いい言葉ですね。

智辯和歌山OB

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 大阪市立大学に進んだ昨年の予備校生2人が、塾に来てくれました。大学生活をエンジョイしているようです。1人は、野球部に、もう1人は、ラクロス部に入ったそうです。楽しそうでした。また、現役で兵庫県立大学に進んだ向陽の野球部出身のOBが、就職の報告に来てくれました。地元の銀行で来年から働くことになりました。僕の机の前には、彼からもらった、「甲子園の土」があります。

 

 昨日、京都大学野球部のホームページを開いてみました。投手の3年生に、智辯和歌山の出身者がいます。彼は、智辯和歌山の応援団長として、甲子園のアルプススタンドで必死に応援をしていたそうです。智辯和歌山では、いろんな面で、みんなの模範になる生徒が、応援団に選ばれます。そして、青春のすべてを、夏の野球の応援に懸けるのです。彼の今年の抱負に、「智辯和歌山出身の選手との対戦」とありました。

 

 いいですね。和歌山、いや関西から選び抜かれた各学年10人の選手たち。彼らは、野球の輝かしい成績を駆使して大学に進学します。一方、一生懸命に勉強して京都大学に入って、野球部に入り、母校の選手と対戦することを願っている選手がいる。智辯和歌山の一般学生にとっては、壮大な夢ですね。田中、富田投手に、ぜひとも園部投手も続いてもらいたいと思います。

探偵ナイトスクープ

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 昨日の探偵ナイトスクープ。プロレス好きのおばあちゃんの話。あそこに出てくる町が、私の住んでいるところです。肌のつやのいいお医者さんが、僕のかかりつけの先生でした。高校の先輩になります。

 

 2つ目の、台所をあらす犬。あの犬と同じ犬を飼っています。イタリアングレーハウンドと言います。とにかくジャンプをするのが得意の犬です。うちの犬の方が、もう少し色が黒いかな。でも、怒られた後のしょんぼりしている顔が、何とも言えず、かわいいんです。

 

 金曜日の夜に、探偵ナイトスクープを見ていると、「ああ、一週間が終わったなあ。」としみじみとした気持ちになります。今週は、連休明けで、水曜日からしか仕事をしていませんが、何気に疲れました。高校は、テストが1週間後に控えています。今日は現役生も沢山、自習に来ることになっています。予備校生の「気迫」に触れて、しっかり勉強して下さい。私も9時には、教室に行きます。


117クーペを見た!

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 テストが迫っているので、昨日は、朝から現役生もたくさん自習にきていました。みんな予備校生の中に入って、一生懸命に勉強していました。今度の試験の間は、野球部も練習が休みになるので、向陽の野球部員たちも勉強にきていました。4月から休んでいた、桐蔭の野球部員も朝からしっかり勉強していました。

 

 高速道路を走っていると、5月の山は、すごく勢いがあっていいですね。黄色が目立ちます。これから夏に向かっていくのが、山から感じられます。そんな山を見ながら車を走らせるのが好きです。車は、走行距離が5万キロを超えました。4年間乗っています。走りもいいし、すごく気に入っています。

 

 先日、仕事場の前の道を「117クーペ」が走っているのを見ました。赤い117でした。ヘッドライトは四角かったので、後期のモデルです。この車はいすゞ自動車が、ジュージアーロにデザインを依頼して作った名品です。高かったんです。この車は。初期のころは、手作りだと言われていました。まだ走っているんだと思いました。いいデザインは、何年経ってもいいですね。いいものを長く乗り継ぐ。いいですね。車の絞り込みが素晴らしいですね。走っているところが見れて、よかったです。

 

 

 

予備校生へ

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 昨日の夜は、近くに住んでいる友人たちと、中華料理屋さんで、ご飯を食べて、飲みました。話が弾んで、楽しかったです。自分とは違った業界の人の話を聞くのは、とても楽しいですね。昨日は、会計士、司法書士、銀行の支店長の3人と一緒でした。みんな一生懸命に頑張っています。

 

 予備校部は、今週は、「比較」をやります。この項目は、覚えることが沢山あります。熟語も多くて大変ですが、やりがいのある項目なので、頑張ってください。予備校部が始まって、1か月と、1週間が経ちました。思っていた予備校生活と比べてどうですか。充実していますか。学生時代とは違った、この充実感が、備考生活です。一日一日、大切に、一生懸命に生きてください。

昨日を振り返って

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 昨日開店だった、目はりずしのお店に行ってきました。お店に入ってびっくりしたのは、中で食べられる席が、思っていた以上に多かったことです。きれいでした。テイクアウトのお客も多かったです。私も、一人前を持ちかえりました。4つ入っていて、税別520円。作り置きはしていないみたいでした。調理場で一生懸命に作っていました。食べてみるとまだ温かくて、美味しかったです。お醤油が、ご飯にほんのりしみ込んでいるのがいいですね。さすがに、新宮で50年以上専門店として営業をしてきただけのことはあるなと思いました。

 

 昨日の高校1年生の授業は、中間テストの対策のオリジナルの問題を、33問作って、やらせてみました。20個以上正解できた生徒が2人。ゆっくりと説明をしました。野球部の生徒たちの、しっかりと頑張っていました。夏の大会前になる期末テスト中は、練習がありますから、この中間テストでしっかりと得点を確保しておかねばなりません。

 

 大学に現役で進んだ生徒の母から電話がありました。2次募集でやっと合格した大学ですが、やはり、子供は、どうしてもこの大学で頑張ろうと言う気になれないみたいです。何か、打ち込めることができればいいですが、悶々とした気持ちで送る4年間は、もったいないような気がします。一生懸命に、本気になって勉強をして、その結果進んだ大学なら、ふっきれて、また頑張れるでしょうが、何となく入ってしまったというような場合は、いつまでも、心にしこりが残るような気もします。

 

 予備校生たちも、すっかり浪人生活に慣れてきたようです。遅刻や欠席もなくなってきました。毎日毎日が勝負です。大切に生きていきましょう。

受験生へ

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 テストが近いので、現役生も沢山自習に来ています。予備校生の隣に座って、自習している現役生もいます。浪人生の気迫を感じながら、勉強をしてもらいたいです。特に3年生は、いましているこの勉強は、中間テストのためではなくて、受験に使うことなんだ!ということをしっかりと、頭に叩き込んで勉強することが大切です。

 

 人間の頭は、うまくできていて、上手に忘れられるようになっています。ですから、あんなにつらかったことも、時間が経てば、軽く流せるのです。勉強の場合も、中間テストでいい点数を取りたいと思って勉強すれば、テストが終われば、すっかり頭の中からは、消えてしまうのです。だから受験になって、もう一度始めからやらなければならないんです。

 

 ちゃんと自分の頭と、「契約」と交わすことが大切です。意識を持って勉強をするということです。惰性の勉強はいけません。同じことを毎日繰り返す時でも、勉強を始める前に必ず、自分の頭と契約を交わして下さい。それから勉強すれば、何ヶ月か経った後、全くできが違ってくるのです。

 

 「意識」を持って行動することが大切です。毎日花に水をやるのでも、「きれいな花を咲かせてね !」と思いながら水をやるのと、水をやれと言われたから、事務的に水をやるのとでは、咲く花のきれいさが違ってくると書いている本がありました。そんなことはないやろ!とは思いますが、毎日、心をこめて水をやっているからこそ、咲いた花を見た時の感動につながるのでしょうか。

 

 人間と花との間にも、そういう関係が存在するのならば、自分の頭との間に、ちゃんと契約を結んで行動することは、かなり効果のあることだと言えるますね。惰性にならない。極端にいえば、明日で地球が終わってしまっても、今日をどう生きるか考えてしっかりと最後まで行き抜くことが大切です。

藤原あらしからの電話

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 夕方、教え子の、「藤原あらし」選手から電話がかかってきました。5月18日は、彼にとって、大切な試合があります。体調はすこぶるいいようです。今まで頑張ってきたのは、「この試合のためなんです!」と語っていました。

 

 彼は、開智高校出身。KGで浪人生活を経て、明治大学へ。格闘技の経験は全くなかったが、キックボクシング部に入部。僅か2年で学生王座に。その後プロに転向。バンタム級のチャンピオンとなり、WPHF世界スーパーバンタム級王座を獲得。日本人には、相手がいなくなり、階級が上の選手と戦ったりしていましたが、「打倒ムエタイ!」を掲げて、本場のタイ人を相手に試合をしている35歳です。

 

 タイ人は、幼少のころから、ムエタイに親しんでいます。しかも試合は、お金をかけて行っています。子供の時からプロなのです。ですから、タイ人の強さは、群を抜いています。本場のタイ人には、全く歯が立たないのが現状です。そんなわけで、K-1には、軽量級がなかったのです。タイ人ばかりになってしまうので。その中で、もっともレベルの高いのが、ルンピニースタジアムとラジャダムナンスタジアム。今回は、ルンピニースタジアムの9位のゴンプートーン:ノーノップヒラン選手と対戦します。日本人が、タイ人のランキング選手と試合をすること自体、大変なことなのです。

 

 35歳。やっとチャンスが巡ってきました。それが、「この試合のために、頑張ってきたんだと思います。」という言葉になって表れたんだと思います。電話を切るときに、「先生、東京の大学に行かせてくれて、ありがとうございます。」と言ってくれました。試合見に行きたいなあ。がんばれ、藤原君。

予備校部 実力テスト

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 今日は金曜日です。2週間に一度、予備校部では、英語の実力テストを行います。昔は、毎週行っていましたが、それを2週間に一度にすることによって、さらに、予備校生たちの、「緊張感」が増したような気がします。

 

 日頃の生活の中で、、受験の時のような緊張感を持ってテストを受けることは、非常に大切なことだと思います。運動部の練習でも、「練習の時は、試合のつもりで、試合の時は、練習の気持ちで」とよく言われます。昨日の夜、最後まで自習に残っていた予備校生たちも、今日のテストの話で、帰りは持ちきりでした。

 

 時間配分。これも非常に大切なことです。時間内で、どれだけ高い得点を取れるか。それが試験です。そのためには、まんべんなく力を注ぐのではなくて、得点できる所でしっかりと得点する。特に数学などでは、解けないところは、手をつけないのも大切かも知れません。

 

 とにかくテストと言うのは、結果がすべて。結果を出すために、毎日努力をしているのです。その努力が、努力のための努力にならないことが大切です。努力のための努力を、「惰性」と言います。惰性にならないこと。毎日、新たな気持ちで勉強をしなければなりません。

 

 今日のテスト、みんなの頑張りを期待しています。今の自分の持っている力をすべて出し切ってください。君たちの頑張って解いているその顔を見るのが、何より楽しみです。

「平均」を考える

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 おはようございます。昨日は、この春から鹿児島大学の大学院に進む、向陽野球部OBが来てくれました。工学部建築学科の卒業作品が、60名の中で、1位に選ばれて、大学の代表として全国の学生たちと共に、出展されるそうです。頑張っているなあ。

 

 いま高校はテスト期間中です。今は、「赤点」は、35点以下とか、点数が決まっている学校が多いようですが、僕たちのころは、平均点の半分でした。平均の半分を取れないのは、大変なことなのです。かつて日本は、国民のほぼ9割が、自らを「中流」と感じていた、世界で一番、「差」の少ない国民でした。ですから、世界の誰よりも、「平均」が大切にされ、また国民全体に浸透してきた国と言えます。

 

 ロールスロイス。世界に冠たる超高級車です。一番安い車種でも3000万円。この車が、21年ぶりに、日本国内で100台販売されたそうです。21年前は、1993年。バブルが崩壊した次の年です。このロールスロイスの販売が、バブル崩壊以来の暗く、厳しい日本経済の復活の兆しと取る向きもあります。

 

 また2013年の家計調査報告では、2人以上の世帯の平均貯蓄額は、昨年より4.91%上がって、1739万円だそうです。「すごいなあ、みんな。」と思うしかないですね。

 

 「グローバルスタンダード」という「錦の御旗」のもとに、それまでの、「1億総中流」の国に別れを告げた日本。少し前までは、「勝ち組」、「負け組」という言葉をよく耳にしましたが、今、一部の「勝ち組」とほとんどの「負け組」にすっかり別れてしまいました。今では、その言葉すら聞かれなくなってしまいました。テレビでは、「こんなに安い!」と言う番組が主流です。

 

 大学の同級生と会うと、「家を買って、しっかりローンを払い、子供を2人中学から私学に行かせて、大学に進学させると、お金なんてどこにも残ってないわ。」という話に花が咲きます。私も同感です。ちなみに、彼は、大手都市銀行に勤務して、30歳から年収は1000万円は超えているのです。

 

 2億円の貯蓄のある人が1人いて、残りの9人が0円だったら、平均貯蓄額は2000万円。そう考えて納得するしかないですね。最近は、あまり周りを意識せずに、平均に振り回されずに、生きていきたいです。


オリックスの戦略

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 オリックス。プロ野球の12球団の中で、今まで一番球団経営に力を入れていないチームとよく言われてきた。オリエントリースから名前を変更するときに、球団を持ったことから、知名度が広まったら、球団を手放すとか色々言われてきた。

 

 戦力補強もままならないまま、常に下位に低迷。しかし今年は違う。昨日は、王者ソフトバンクにサヨナラ勝ちを収めて、再び首位に立った。本拠地京セラドームには、29126人の観客が詰めかけている。東京ドームの46000人、甲子園の41000人には、及ばないが6球場の中で3位の観客動員を誇っている。

 

 去年の2軍の試合のオリックスの平均入場者は、1試合当たり349人。ところが4月に行われた東大阪市で行われた2試合の平均は、1440人。この2試合のチケットは、地元の3か所のスポーツ店だけで販売したという。チケットは完売。まさか売り切れるとは思ってみなかったようだと朝日新聞の夕刊で報じている。1440人。かつて川崎球場を本拠地にしていたロッテの観客より多い。

 

 2軍の試合で見た選手が、1軍に上がる。そうすれば、「自分が育てた選手!」という意識がファンの中に広がっていく。そんな姿が、現在の広島カープを作っているような気がする。マスコミが、どこもかしこも「阪神・阪神」と騒ぎたてる現状に、「?」と思っている野球ファンも必ずいると思う。あんなに嫌いなジャイアンツと同じように、お金とその人気で、各チームの名前のある選手をかき集めてくるその姿にうんざりしてしまう。

 

 ロッテのファンの応援スタイル、広島カープの勢い、それにオリックス。阪神や巨人とは違った方向を目指す姿勢に注目したい。

藤原あらし勝利!

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 昨日、お風呂に入ろうと思っていたら、電話が鳴りました。出てみると、声がはずんでいます。「勝ったな!」と思いました。

 

 「先生、勝ちました。一生懸命に頑張れば、何でもできるんですね!嬉しいです。」と藤原選手の声が弾んでいました。

 

 昨日、東京のディファ有明で、「蹴拳18」という大会が開催されました。その最終の第18試合、メインイベントとして、卒業生の藤原あらし君が、タイのルンピニースタジアム9位のゴンプートーン・ノーノップヒラン選手と対戦しました。この試合はルンピニースタジアムの認定試合。勝利すれば、ルンピニースタジアムのランク入りということになります。

 

 1ラウンドに、強烈な肘打ちをくらったそうです。K=1とは違って、ひじ打ち、首相撲何でもある、ムエタイスタイルの試合です。その一撃をくらって、もうだめかと思ったそうですが、そこからが藤原選手の強さと言えます。徐々に挽回して、3ラウンド、判定で勝利を収めました。

 

 「やればできるんですね。」と何度も絞り出すように繰り返していました。日本人には相手がいないので、進んだムエタイへの道。その道が、拓けました。

 

 浪人時代も、苦しい中、目標を持ち続けて、明治大学に合格しました。やはり、ピンチになった時に何ができるか、そこにその人に人間が出てくるような気がします。藤原あらし、さらに頑張ってください。

オリックスの頑張り

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 昨日のプロ野球交流戦、6試合の中で一番観客を集めた試合が、ヤフオクドームで行われたソフトバンク対阪神の試合で、34834人。さすがに、福岡は熱いです。2番目が、ほっともっと神戸のオリックス対広島の31318人。QVCマリンで行われたロッテ対巨人の24200人。オリックスの試合が、巨人戦より沢山の観客を集めるなんて、一昔前では、ありえないことです。以前と違って、観客数は実際に入場した数を発表することになっているので、信頼ができる数字です。

 

 かつてのグリーンスタジアム神戸。あそこは、球場全体が公園の中にある、本当に環境のいい、きれいな球場です。かつて、あの球場に、年間予約席を持っていたことがあります。家族で車で出かけて、子供たちは、野球に飽きたら、球場近くの公園で遊んでいました。いい球場でした。しかし少し便利が悪いので、なかなか観客は集まらなかったのです。その球場に、昨日は、30000人を超える人が集まりました。やはり勝負事は、強くなければなりませんね。今は、本当に強くなれば、観客も集まるのですね。

 

 オリックスの前身の阪急ブレーブス。昔は、「灰色にチーム」と呼ばれたこともありました。南海、西鉄の全盛時代があって、その後、昭和40年代に入って、阪急の時代がやってきます。しかし、いくら阪急が強くなっても、なかなか観客は集まりませんでした。当時は、西宮球場に、「バンク」を敷き詰めて、競輪が行われていましたが、競輪の時の方が、観客は、遥かに多くて、活気があったみたいです。

 

 そんな阪急は、V9の巨人に叩きのめされます。桐蔭OBの西本監督のころです。山田投手が、王貞治に逆転のホームランを打たれたのは、今でもはっきり覚えています。その後、上田監督がチームを引き継ぎました。1976年、5万人の巨人ファンを集めた、後楽園球場での日本シリーズ第7戦。「もっと騒げ、もっと騒げ」と思いながら、冷静なピッチングで完投勝利を収め、2年連続日本一に貢献したのが足立投手。足立投手のアンダースローが、一番好きだったなあ。なめらかな感じがしました。

 

 足立さん。今は、関西学院大学の投手コーチをされています。関学の監督と同じ社会人野球チームに所属していたからでしょうね。足立さんが来てから関学も強くまりました。この春は、立命館大学と27日に優勝決定戦です。オリックスの頑張りから、いろんな事を思い出した土曜日の朝でした。

映画を見ました

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 昨日は、朝一番に映画館に行ってきました。9時40分からでした。昨日から封切りされた、「青天の霹靂」です。よかったです。大泉洋が大好きなんです。前に見た、「幸せのパン」というのでも、いい味出していたなあ。彼は、2浪しているんですね。大学受験の現役の時が、1991年。一番受験が厳しかったころですね。あのころの生徒たちが41歳か。

 

 初日だから一杯かなと思って、少し早く着きましたが、そんなことはなかったです。きっと新しくできたショッピングモールの映画館にお客をとられたからでしょうか。館内には、40~50人ぐらいのお客さんでした。前後左右誰もいない席なので、思いっきり涙を流して、クスッと笑えました。

 

 いい映画でした。昭和48年という設定が、妙になじめますね。実際の48年当時の映像を見ると、大半の人が、「7:3分け」の髪型で、シャツはズボンの中に入れるスタイルです。でもあまりに忠実に再現してしまうと、かえって「いかにも感」が出てしまうんだと監督の劇団ひとりは語っています。

 

 映画を見ているということを忘れてしまうほど、見入ってしまった映画でした。映画に出てくる、ティッシュペーパーで作ったバラの花。すごくきれいで、輝いていました。もう一度見てみたいと思います。

夕日

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 和歌山と大阪を結ぶ第二阪和国道。少し前までは、阪南市の尾崎までしか開通していませんでした。その頃に阪南市に移り住んだのですが、とにかく渋滞がひどかったんです。普通なら車で10分で行ける所に、1時間かかってしまうなんてことは、ざらでした。いつ頃になったら和歌山まで開通するんだろうかと地元の人に聞いたら、「君らが生きてるうちは、無理違うか。」という声も聞かれました。

 

 今、一生懸命に工事が進んでいます。和歌山のイオンに至るまでに、工事関係車両が入っていく側道がいくつもできています。淡輪まで開通しました。和歌山までは、2015年度内に開通の予定だそうです。少し伸びるだけでも、和歌山に来るのが随分早くなります。高速を使わずに最近は、海岸沿いを走ってきます。

 

 夕方、その道を和歌山方面に走ると、夕日がとてもきれいです。淡路島が見えて、その左手に夕日が沈みます。夕日のさらに左手には、岬公園の観覧車が見えます。昔ながらの小さな観覧車ですが、それが余計に夕日と似合っているのです。心がホッとする景色です。

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