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Channel: KGセミナー塾長の日記
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高校野球春季大会

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 昨日は、上富田に高校野球を見に行ってきました。久しぶりです。今年は選抜も行かなかったし、去年の夏の桐蔭の試合以来になります。クルマを停めるところを探すのが少し大変でした。

 

 向陽高校対智辯和歌山の春季大会の1回戦です。向陽の3年生、2年生がたくさん塾にきてくれているので、応援に行ってきました。先発メンバーで、たくさんの塾生が試合に出ていました。守備についたときに、全員が、その場で帽子に手を当てて、お辞儀をしています。監督さんの指導も徹底されています。

 

 智辯和歌山は、正選手を並べてきました。春の大会は、結果を求められない大会なので、テスト期間として色んな選手を使ってくることが多いのですが、昨日は違っていました。

 

 それにしても智辯和歌山の打撃は、格が違います。打ち損じの確率が、はるかに少ないです。たとえアウトになっても、低いライナーで鋭い当たりを飛ばします。ですから、抑えるためには、緩いボールをいかに使っていくか。速球との落差をいかにつけるか。そこにかかってきます。真っ直ぐと、変化球の差があまりない投手は、なかなか抑えられないような気がしました。

 

 向陽の選手達にとっては、昨日の試合で、数多くのことを学べたと思います。夏に向けての個人個人の課題も再認識できたことと思います。ここから夏まで、練習も一段と厳しくなりますが、それを乗り越えて、夏に臨んでもらいたいです。


高校野球春季大会の結果から

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 昨日行われた高校野球春季大会の結果を見てみると「、和歌山商業が、南部龍神に7回コールドで、破れている。このところ安定した力を誇っていた和歌山商業だが、昨秋、今春と少し元気がないようだ。南部竜神は、昨夏も下級生が沢山試合に出ていた。今年はかなり力がありそうだ。新人戦優勝を果たした新宮高校は、紀北工業に12対14で敗れている。投手陣の整備が遅れたのだろうか。いい指導者のもと、夏に名門復活を期するところだ。昨年の夏、智辯和歌山の連勝記録を止めた紀北工業。さすがに、勢いはありそうだ。

 

 秋に僅か10人の部員で、2次予選に残って、智辯和歌山と接戦を演じた有田中央は、延長戦で、神島に1対0で敗れている。新しい1年生が何人入部したのだろうか。気になる。キャプテンが塾に来ている和歌山北は、串本古座を相手に接戦をものにした。着実に力がついてきている。ここも新入部員の動向が気になる。

 

 今週末は、桐蔭が市立和歌山と対戦する。今年部員が少なければ、存続の危機に陥る桐蔭野球部。何とか12名の部員が入部してくれた。選手のレベルよりもまず、人数を確保すること。入部してからしっかり練習をすれば、ある程度の力はついてくる。まずは一安心。何とか、各学年、10人確保できればありがたいのだが。責めて新チームになった時に、紅白戦ができるような状態がベストだ。

  ここから夏までの練習が一番厳しい練習になる。1年生はじっくりと体を作って、秋からは、主力として試合に出れることを夢見て、練習に励んでもらいたい。

新学期

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 今年の予備校生は、よく質問に来てくれます。自分のわからないところがあれば、その場で質問できる。それが予備校生活のいいところですね。わからないところを一つ一つ埋め尽くしていく。まずはそこからです。ある程度までわかってくると、今まで自分にかかっていた黒い雲が一気に晴れるように消えていきます。眠いかもしれませんが、その眠さと戦うことも、浪人生活です。去年と同じことをしていれば、また同じ結果に終わってしまいます。今までの自分の生活を決別をする。それが浪人生活です。そこで大切なのは、自分の夢をしっかりと持っていること。夢に向かって、夢を実現させるために頑張るのです。

 

 今年は、新1年生の問い合わせが、去年に比べてかなり多いです。明日も体験に来てくれる向陽の1年生がいます。いきなりやってきて体験を受けても、わからなければ、面白くありません。それで今日の授業終了後、今までの授業の大切なところを1時間補習をしてから、明日の体験を受けてもらうことにしました。1年生には、少しでもいい気持ちで授業を受けてもらいたいからです。

 

 1年生、2年生の入塾が沢山あるのは、塾としては何より有難いことです。今年からは、1年、2年生も数学は、林先生にお願いしています。さすがに生徒を引き付ける力と、圧倒的な知識の量はすごいです。木曜日のクラスは、定員いっぱいになってしまいました。高1、高2から、受験に通用する英語力、数学力をつけていきたいと思っています。塾は、毎年、毎年が勝負です。31年目ですが、いつも新たな気持ちで取り組んでいきます。

広島カープのように

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 阪神の藤浪投手が、今季初勝利。ホームランも打ちました。彼のインタビューを聞いていると、「賢さ」が伝わってきますね。ピッチングにもそれが生かされているような気がします。

 

 昨日は、九時半に授業が終了してから、向陽の1年生に、体験授業に来る前に、今までの授業の補習を行いました。制服を着てきてくれました。ありがとうございます。マンツーマンで一生懸命に教えました。とにかく今年は、時間の許す限り、できる限りの事をやっていこうと思っています。

 

 友人が、息子さんが広島大学に進学するので、一緒に行って、マツダスタジアムでカープの試合を見てきたそうです。カープの選手の一生懸命さが伝わってきたそうです。菊池選手は、せっかくつかんだレギュラーを絶対に渡したくないという姿勢が表れていたと言っていました。また、赤松選手の、ファンを大切にする姿勢にも、心を打たれたそうです。経済的な面もあって、自分のチームで育てたスター選手は、阪神や巨人に持っていかれてしまいます。それでも、自力で若い選手を次から次へと育てていく。そのひたむきさが、今の躍進につながっているのです。「カープ女子」と言われる女性ファンも増えました。一生懸命に頑張っている姿は、結果がすべてのプロ野球であっても心を打ちます。

 

 個人塾は、カープのようにならねばなりません。広告をバンバンと入れることもできません。機材を次々と導入することもできません。スタッフが沢山いるわけでもありません。ただ、今自分の所にあるものを、最大限に使って頑張る。これしかないのです。時間だけはみんなに平等に与えられていますから、まずは時間。これをできる限り使って、仕事をする。これしかありません。朝、七時から、夜10時半まで、教室に残って仕事をする。これです。私ができるのは。

初心

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 今年は、予備校生は少ないのですが、現役生、特に、1,2年生の問い合わせが例年よりも多いです。電話が鳴ると、嬉しいし、体験に来てくれると、気合が入るし、その生徒が継続して塾に来てくれるようになると嬉しくてたまらないし、その生徒が友達を連れて来てくれると、喜びは頂点にも達するような気がします。

 

 塾を始めた頃は、こんな気持ちだったなあと思い出しました。毎日、いろんな事に心を震わせながら、クタクタになりながら一日、一日を生きていた気がします。そういう気持ちを、この歳になってもう一度味わえたことに感謝です。

 

 初心。長くやってきたからこそ、初心を忘れてはいけません、なぜか、毎日、クタクタになって働いている自分の姿に、充実感を感じます。今日も一日、一生懸命に生きます。

美人が増えた

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 大人のAKBのセンターに選ばれた、37歳の主婦、きれいだなあ。さすがに5000人を超える応募者の中から選ばれただけのことはあります。最近は、きれいな人が増えました。通信網の発達で、きれいな人を目にする機会が多くなったのもありますが、やはり昔より断然、きれいな人の割合が増えたような気がします。

 

 そういえば、男前も増えました。プロ野球選手の新人で活躍している選手の中にも、ハンサムな選手が沢山います。オリンピックに出場する選手の中で、きれいな人を探すのが大変だった時代もあります。ところが今は、きれいな人、多いですよね。一体いつから、こんな風になってきたのでしょうか。

 

 アメリカとの戦争に負けた時に、アメリカは、日本を、「絶対にアメリカに歯向かわない国」にするための作戦を考えました。天皇制の解体などいろんな事を考えたのですが、最後に行きついたのは、「米」。米の飯を食べるから、日本人的な発想になる。そう考えたアメリカは、「米」を食べないようにする作戦を考えます。「学校給食」です。

 

 当時は、「欠食児童」と言って、お弁当を学校に持って来れない子供も多くいましたから、学校でパンとミルクを食べさせてもらえる制度は、正にこれ以上の制度があるだろうかと言う感じで受け入れられました。少なくとも、私たちの年代は、給食に米の飯が出てきたことなど一度もありません。まずは、給食から。子供のころから、米を食べさせない。ここから日本人に、パンを食べさせる作戦が始まったのです。

 

 マクドナルドは、今では全国にありますが、一番最後にできたのは、新潟県です。米どころの、農業を支えてきた老人たちの反発を恐れたからでした。しかし、開店初日には、そんな老人たちが、列をなして並んだと言われています。その頃には、もう何の抵抗も感じないほど、骨抜きにさせられていたのです。

 

 もうすぐ戦争が終わって70年になります。街には、スタイルのいい、きれいな人が増えました。五頭身の演歌歌手のような体形の人は、ほとんどいなくなりました。アメリカから入ってきた民主主義を何の抵抗もなくすんなりと受け入れる国民になりました。その意味では、アメリカの取った作戦は成功です。

 

 しかし、日本人が持っていた、他人を思いやるという精神、控え目だけれども、くじけない心。そういった昔から大切にしてきた心を忘れ去ってしまってはいけないと思います。姿かたちがきれいなだけではなくて、それに、心も伴ってこその人間です。きれいな人の発言の中から、ハッとするようなきれいな心を読み取れたら、こんな嬉しいことはありません。

高校野球

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 金曜日の夜、近くにある、焼鳥屋の「櫻の都」に行ってきました。いつものカウンターへ。隣の席には、大きな体の若い人がいました。和歌山市内の高校で、講師をやっていて、その学校の野球部のコーチをしている人でした。

 

 2年間教えてきた生徒たちと別れなければならなくなったそうです。同じ市内の学校に移動が決まったのです。

 

 最後の練習の時、一人ひとりの選手に、ノックバットを振っていると、涙でボールが見えなくなってしまいました。今の3年生最後まで見届けたい。そう思うと、たまらなくなってきたそうです。

 

 今度の学校も、まだ歴史は新しい学校です。いろんな面で、支えていかなければなりません。何とか野球をやっていてよかったと思ってもらいたい。ただそれだけだと言います。こんな純粋な指導者が、高校野球を支えています。高校野球って、いいなあと思いました。

桐蔭対市立和歌山

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 去年の夏以来、久しぶりに桐蔭の試合を見に行きました。親友部員が、何とか12名入部して、ホッとしました。今年少なければ、私達の時のように、大変な状況になってしまうところです。

 

 春季大会、相手は、市立和歌山高校。智辯和歌山を追いかける1番のチームだと言われています。少しいい試合ができたらなあと思って見に行きました。

 

 途中まで何とか良く粘って、一度は同点に追いついたのですが。やはり最後には力の差アが出てしまった気がします。

 

 しかし、攻守交替のときなど、土佐高校までは行きませんが、全力疾走が目に着きました。チーム内でも意識しているようでした。桐蔭らしさが見られた試合でもありました。ここからしっかり練習を積んで、夏に臨んでもらいたいです。


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 最近、車を走らせていると、フロントグリルにその会社のデザインがよく表れているのに気がつきます。メルセデスは、セダン系は、2本、クーペタイプは、1本の横のラインが入っていて、真ん中には、例の大きなマークがついています。一目で、メルセデスが来たと分かります。そのマークがついていなかった年代の車に、無理やり後でつけているのは、少しかっこ悪いですが。BMWは、二つ目の丸いライトが左右にあって、その間には、縦のラインが入った「鼻」に当たるところが2か所ついています。アウディは、台形のグリルに例の輪が4つ。どこの会社も、車種にかかわらずフロントを同一にしています。

 

 日本では最近、トヨタが、「Z」を左右逆にして二つ並べたようなデザインで統一しているようです。レクサス系や新型クラウンなどがそうです。そんな中で、野球のホームベースを逆にした形の車をよく見かけるようになりました。「マツダ」です。

 

 一時期、マツダは、「安売り」をしないとなかなか買ってもらえない時代がありました。しかし、スカイアクティブエンジンを開発して、そして何よりデザインがすごくよくなりました。数年前に、大阪のモーターショーに行った時に展示されていた、ワインレッドのモデルカー。その姿に心を奪われた私は、そこにいた社員としばらく話をしたのを覚えています。「この車、そのまま出るといいですね。」と言った私の言葉に、マツダの営業マンも、手ごたえを感じているようでした。

 

 それが、マツダ復活の1番手となった、アテンザです。そのままの形で販売されました。その後、CX-5,アクセラとヒットを続け、夏には、デミオの新型が出ます。勢いを感じますね。マツダには。まるで、広島カープの快進撃とちょうど同じような気がします。1年半前は、90円台だった株価は、一時550円を超えました。小さな地方の会社でも十分に世界に打って出れる。それを示してくれたのは、嬉しいなあ。アテンザ、乗ってみたいです。

文武両道クラス

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 昨日、車の話を書きました。早速、そのアテンザに乗っておられる方からコメントをいただきました。カタログに載っている燃費より、さらによい燃費で走るらしいです。私の今までの認識では、カタログのデータなどは、到底、普通の運転ではできないものだと思っていましたが・・・。やりますね。すごいと思います。マツダ、頑張ってもらいたいです。

 

 昨日の最後の授業は、文武両道クラスの英語です。1年生中心の日でした。向陽野球部が3名、海南のハンドボール部が1名、星林バレーボール部が1名、向陽バトミントン部が1名の6名に、那賀のサッカー部や、向陽水球部、近大付属の女子、和北の生徒などが加わって、助動詞の授業を基礎から行いました。3年生と一緒にやることで、1年生も少し緊張していい感じです。

 

 英語は、学年に関係なく授業ができるのがいいですね。やる気になれば、3年生でも基礎から出てくるのが一番です。わからない授業を、唸りながら聞いているより、わかるところからスタートした方が言いに決まっています。自分の持っているちっぽけなプライドを捨てて、謙虚に取り組めるかどうか。そこにかかっていると思います。

 

 授業が終わった後も、質問に来てくれる生徒が何人かいました。いいですね。心地よい疲れで、一日を終えることができました。今日は、新しい予備校生が体験に来ます。がんばります。

切磋琢磨すること

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 おはようございます。最近、なんだかすごく眠かったので、昨日は、11時半には眠りました。朝までぐっすり寝ました。今日は、いい感じです。

 

 今年の浪人生の中には、2浪以上の人が、何人かいます。その中に、いわゆる、衛星授業を見て浪人生活を送っていた人達がいます。現役生の授業のフォローなどにはいいと思いますが、はたして、1年間の浪人生活を、衛星授業だけで送るのは、少し疑問の余地があります。浪人生は、やはり、人の中に交わって、自分の実力を知らねばなりません。自分の実力を思い知って、そこからどう努力をしていくか、それが浪人生活なのです。もちろん、衛星予備校も、その日一日の勉強内容をレポートに書かせたりしていますが、それは、企業側の気休めに過ぎないような気がします。切磋琢磨する。それが必要です。

 

 今年の浪人生の中で、毎日10時の最終まで残っている生徒が何人かいます。向陽卒のFさん。有田川から通っています。がんばり屋さんです。すごく前向きで、一緒にいると、周りの人もやるぞと言う気分になってきます。彼女に刺激されて、桐蔭卒のOさんも最後まで頑張っています。昨日は、朝塾に来る時に、車と接触して、自転車のタイヤが曲がってしまって、パンクしてしまいました。途中の自転車屋さんに自転車を置いて歩いてやってきました。根性を感じます。

 

 星林ラグビー部卒のN君。毎日充実した日々を送っています。星林生が入れないような難関大学を目指して頑張っています。向陽バスケット部卒のN君。現役の時から来てくれていました。予備校生活になって、生き生きしているようです。彼も高い目標を掲げています。この4人は、朝も早くから塾に来て、授業に備えています。

 

 切磋琢磨すること。それが浪人生活です。1人ではできません。仲間がいるから進んでいける道です。人を見て刺激を受けて頑張る。それが浪人生活です。

ダブル世界戦

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 おはようございます。昨日は、ボクシングの試合を録画しておきました。長谷川選手と山中選手のダブルタイトルマッチです。楽しみです。仕事を終えて、缶ビールを飲みながら、見ました。

 

 長谷川選手の対戦相手のチャンピオン。すごく強かったです。前に前に出てきます。強かった長谷川選手の試合を見てきただけに、ここから反撃するぞ!と願いつつ、今までとは違う。ダメかもと思いながら、はらはらしながら見ていました。やはり、少し歯車がくるってしまうと、なかなか元に戻るのは大変なんでしょうね。しかし、最後まで撃ち合う姿勢を見せた戦いぶりは立派でした。

 

 山中選手。彼は、試合に勝った後も、そんなに感情を表す選手ではありません。彼のその冷静さ、すごいと思います。昨日は、対戦相手が、倒れても、倒れても立ち上がってくる選手だったので少しやりにくそうでしたが、やはり、格の違いを見せつけました。さすがに強い、観客を喜ばせるチャンピオンですね。本当に強いチャンピオンが出てくると、作られたチャンピオンがかすんでしまいます。次の試合も楽しみです。

 

 KGの予備校部OBの藤原あらし選手。今度は、5月18日に、タイのルンピニースタジアムの査定試合を行います。この試合のために10年以上プロ選手を続けてきたと言っても過言ではありません。自分の信じた道を最後まで、是非極めてもらいたいと思います。格闘技の世界は、孤独だと思います。自分の力は、自分が一番よくわかっています。藤原君、試合、楽しみにしています。

「張り紙」

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 おはようございます。野球部クラスの向陽の1年生。1人がすごく眠そうでした。まだ体力がついていなのので、今が一番、大変な時かもしれません。頑張れ!野球と勉強の両立を目指して頑張るのが、公立高校の野球部の本来の姿です。眠い目をこすりながら勉強する。それが受験です。

 

 予備校生の教室に、張り紙をしました。

 

 「頭が痛くても、腹が痛くても、少し熱があろうとも、遅刻をしないで、ちゃんと授業に出てくる。それが人生をかけて勉強すると言うことです。それが浪人生活です。頑張れ!」

 

 そうです。少し体調が悪くても、休まない体を作ることも大切です。特にこの時期は、一日休めば、取り返すのには2日かかってしまいます。しんどくっても、出て来れる力をつけること。それも大切な能力なのです。社会に出た時に、きっと役に立ちます。頑張れ!

予備校生たちへ

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 今年の予備校生達、よく頑張っています。真面目に、真剣に、本気になって取り組んでくれています。そんな生徒の前に立って授業ができるのが、嬉しいです。

 

 「力の限り」そんな言葉がぴったりです。大手の名前のある予備校を選ばずに、教師が二人だけの予備校を選んでくれた。そのこと自体、大変な選択だったと思います。きっと、親は、不安だったと思います。「駿台や河合に行けばいいのに。わけのわからん塾に説明を聞きに行って、塾長にだまされてしまったんだ。」と思う親もいると思います。だからこそ、その選択をした生徒に、間違いではなかった。選んでよかったと、どうしても思ってもらいたいのです。そのためにも、いままでの生活とは違った、浪人生活を、一日一日精一杯生きてもらいたのです。

 

 バイトをやりながらの生徒もいます。大変です。でも、それでも大学を目指して頑張れる環境に感謝をして頑張ってもらいたいのです。勉強だけできる環境にある人は、それこそ、これから先の70年が、この1年間で決まってくるんだと思って、人生をかけて勉強してもらいたいです。

 

 予備校生活が始まって、3週間経ちました。去年の今頃の生活と比べてどうですか。勉強時間、勉強に対して取り組む気持ち、受験に対する情熱、勉強できることに対する有難いなあと言う気持ち。両親が、びっくりするほど変わったと思ってくれれば、ひとまずまずは合格です。ただ、受験は、「我慢大会」ではありません。結果を残さなければなりません。どこの大学を受験したかは、全く関係ないのです。どこの大学に合格できたか、それしかありません。結果を出すために、自分で試行錯誤する。究極の試行錯誤が、受験勉強です。

 

 一つのことを達成できた人は、次のことでもちゃんとやっていけます。だから、大手企業は、いまだに、難関大学の生徒を採りたがるわけです。受験勉強の世界では、誰もあなたの勉強を邪魔する者はいません。やれば必ず結果が出る世界です。そこには、駆け引きや、コネも一切必要ありません。ここで頑張らなければ、いつ頑張るのですか。がんばろう。毎日毎日を一所懸命に生きる。大きな目標と、一日一日の目標をしっかり立てて、自分と言う人間との勝負をする。それが受験です。

ショッピングセンター

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 泉南市にあるショッピングモールに行きました。子供が小さいころによくいたところです。近くを通ることがあって、何年かぶりに行きました。びっくりするくらいさびれていました。店舗も閉まっているところがかなりあります。多くの場所を100円ショップが占めていました。同じ地区の海辺にショッピングモールができたからです。広い土地を確保して、大きな建物を建てて、それでも、近くにさらに大きな施設ができると、一気に客足は遠のいてしまう。なかなか厳しいビジネスだと思います。本当に大きなところだけしか生き残れない時代ですね。全国展開するスーパーは、結局2つだけになってしまいました。

 

 和歌山大学の近くに大きなショッピングモールができました。その前を通って仕事に来ます。このショッピングセンターができたことで、和歌山の「買い物地図」が大きく変わるかもしれません。

 

 予備校の業界もセンター入試が浸透してからは、全国展開する3つの予備校に分類されるようになりました。かつては、地元の国立大学や、医科大学に強い、地域の予備校がありましたが、だんだんその数が減ってきました。なかなか厳しいです。18歳人口は、かつての60%になっています。人口が減るということは、本当に色んなところに影響が出てきま。

 

 医学系の予備校があります。かつては、年間授業料が360万円からでしたが、この前パンフレットを見ると480万円からになっていました。お昼には、無添加のお弁当も予約できるようです。お金のあるところからは、とにかく出せるだけ出してもらえるように、色んなサービスを考えているようです。駅までの送り迎えのタクシーのサービスも整っているようです。アルバイトをしながら、自分で自分の予備校代を払いながら、眠い目をこすって勉強しているKGの予備校生の姿が愛おしくなってきます。

 今日は、予備校を考えている生徒と会って話をします。まだ悩んでいる生徒もいるんです。少しでも心構えに向けばと思います。


庭を見下ろして

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 昨日は朝から塾に行って、予備校を考えている生徒との面談の予定で下が、生徒が来れずに、母と話をしました。その後昼からは、家に返ってごろごろしていました。

 

 2階の寝室のベランダから下の庭を見ると、ハナミズキが満開でした。濃いピンク色をしています。上から見るために咲いているような花でした。きれいでした。この家に引っ越してきたときに植えた木です。隣の家との間には、ゴールドクレストを3本植えたのですが、大きくなりすぎて、切ってしまいました。

 

 最初は庭に、ウッドテラスを作っていました。6畳ぐらいの広さがあって、扉を閉めるとサンルームのようにして使えました。バーベキューも何度かやったことがあります。少し古くなってしまったので、それを壊して、レンガ色のタイルを敷きました。それがハナミズキと不思議とマッチしていました。今度の休みには、庭で本を読んでみよう。

英単語

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 新しく入塾した高1の生徒の、紹介者の欄に、「中学校の先生」が書かれています。よく見てみると、その先生は、昔の教え子でした。なつかしい名前でした。教え子が、教師になって、塾を紹介してくれる。本当に有難いことです。

 

 今日は、和歌山東高校の野球を見に行こうと思っていたんです。東高校を応援している先輩から誘ってもらいました。しかし朝からの雨で中止です。残念です。今から、事務室で、「浪人生の英単語②」を予備校生のために印刷しようと思います。絶版になってしまった、南波佐間先生のこの本をずっと使わせて頂いています。

 

 今はいろんな単語集が出ていて、僅かこれだけでOKとか言うような本が多い中で、やはり「浪人生の英単語」に勝るものはないと思います。毎日1枚ずつ、ひたすら覚えていく。24単元に入る前に、「苦しい盛りだ。忘れてはくり返し、忘れてはくり返し・・・」、44単元に入る前には、「ここを終える頃、君は確実に合格レベルだ。」と書かれています。今までその言葉を信じて、沢山の予備校生が、英語力をアップさせてきました。

 

 単語を覚えるのは、面白くないし、辛いかもわかりませんが、語学はまずは、暗記。ある程度頭の中に知識がないと、何も考えられません。その暗記から逃げてはいけません。楽な道はありません。しっかりと時間をかけて毎日覚えていく。それしかありません。がんばりましょう。

予備校生へ

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 月曜日、浪人生の授業では、基礎から時制と仮定法をじっくり時間をかけて説明しました。もちろん問題も解かせてみました。昨日は一日お休みがあったので、どれだけ頭の中に定着させているか、楽しみです。今日は、きっちりテストをしますよ。

 

 やったことを覚えてくるかどうか。それが受験勉強であり、浪人生活です。今やらなければならないことを、まずきちんと理解して、暗記しておくこと。そして、休み明けの日は、特に、遅刻をしないこと。昨日は、一日バイトだった人もいるでしょうね。大変だと思います。でも、大学に進学するチャンスを与えられていることは、何より有難いことです。頑張れ。勉強するために、働いているんです。負けるなよ。

和歌山大会、シード校決まる

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 おはようございます。和歌山東高校、惜しかったですね。智辯和歌山を4安打に抑えました。しかし、大切なところでエラーが出てしまって、2対4で敗れてしまいました。今日の試合で、自分たちの野球をちゃんとすれば、智辯和歌山との勝負ができることは選手たちもわかったと思います。あとは、勝つために何が必要なのか、それを選手たち自身が考えて、目標に向かって練習して下さい。それにしても、用具も何もない、硬式野球のチームを作って僅か3年で、智辯和歌山と接戦を演じられるようなチームを作る。その指導者の熱意と情熱は、すごいものだと思います。試合見たかったなあ。

 

 箕島は、近大新宮にサヨナラ勝ちです。近大新宮。戦力が整ってきています。いつ優勝してもおかしくない選手の層がありますが、なかなか和歌山では頂点への道は厳しいです。箕島も沢山の新入部員が入部したそうですね。田辺高校は耐久を圧倒してベスト4進出。力のあるいい選手が、田辺高校に集まってくるようになりました。進学の面でも、この10年でかなり伸びた学校です。まだまだ強くなるような気がします。高野山高校も、勢いのあった紀北工業を5対0と無失点で抑え込みました。このチームも素質のある選手がそろっています。智辯和歌山、箕島、田辺、高野山、この4校が、今年の夏の和歌山大会のシード校に決まりました。

 

 ここから2カ月の練習が、一番伸びると言われます。夏になれば、全く違ったチームになってくる学校もあります。小さいころからずっと野球をやってきて、その野球もあと、2ヵ月半で、最後の大会を迎えます。3年生は、悔いの残らぬように、すべてをかけて練習をして下さい。

心をこめること

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 教室と大きな通りをはさんで、賃貸の9階建てのマンションがあります。その1階にはテナントが入っています。右から、僕が行っている美容室。その隣は、3年前の予備校生がバイトをしていた、おしゃれなレストラン。お弁当屋さん。よく行く本屋さん。コーヒー専門店。1つ空いていた所に、新しくテナントが入ります。

 

 「めはりずし専門店」がオープンします。」と張り紙がありました。「めはりずし」そんなに好物じゃないしと思っていました。店舗もささっと用意をするんだろうと思っていました。ところが、気合を入れてお店を作っているのです。沢山の業者がやってきて、何日も何日もかけて、お店を作り上げていきます。オーナーらしき人も何度も何度も見に来ています。

 

 ホワイトボード越しに、毎日その様子を見ていた僕も、なんだか楽しみになってきました。昨日は、看板が掲げられて、写真を取っていました。以前、入っていた不動産業者の事務室は、すごく殺風景だったのですが、じっくり時間をかけて、いい店舗が出来上がりました。「お店がオープンしたら、買いに行ってみよう!」と言う気持ちにすっかり変わっていました。

 

 すべてのことには、物語があります。その物語を、少しずつでも知っていけば、だんだんと興味がわいてきます。興味が出てくると、行動が伴ってくるのです。ですから、与えられた事を、単純作業の労働者のようにこなしていてはいけません。自分がしっかりとそのことに入っていけるように、上手に自分の心をコントロールできる力が必要です。受験勉強を通じて、それを養ってもらいたいのです。気持ちを込めて勉強することです。

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