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Channel: KGセミナー塾長の日記
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春を迎える準備

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 おはようございます。昨日は実家に行ってきました。父も母も元気で、それが何よりでした。話をしていてもとてもユーモアがあって楽しかったです。私も元気をもらいました。帰りに、新しくできたイオンの方を通ってきましたが、すごく道路が混雑していました。周辺に住んでいる人たちは、しばらくは、大変ですね。もう少し道ができてからでも、オープンはよかったんじゃないかなとも思います。

 

 新しい現役生が、何人か体験授業に参加してくれています。授業に出ることで、刺激を受けて、自分の心の中に「化学変化」を起こしてくれればなあと思います。集団の授業には、個別にはないよさがあります。それは、他の人の中での自分を再認識できること。決して実力は、高校の名前だけではないんだということが、実感できます。そこからどれだけ、今までの自分を変えていけるかです。

 話は変わりますが、千葉ロッテの新人の井上選手。すごいですね。開幕4番が決定したそうです。新人では異例のオープン戦首位打者。身長180cm、体重は、114kg!長打はもちろんですが、ヒットを打つテクニックも持ち合わせています。広島の崇徳高校から、中央大学、日本生命を経て、ドラフト5位での入団。下位指名にもかかわらず、ちゃんと実績を残してきました。ロッテのスカウト、やりますね。あとは、怪我をしないように。開幕楽しみにしています。

 

 いよいよ社会全体が春を迎えるのに、準備万端になってきました。季節もやっと追い付いてきました。大学生として、新たの生活を踏み出す人たちは、心もうきうきだと思います。一方、進む所が決定していない人は、これから1年間のことをじっくり考えねばなりません。自分にとって何が一番大切なことなのか、それをよく考えてください。一つアドバイスがあります。どこに行っても、誰の授業を聞いても、ただそれだけでは、絶対にできるようにはなりません。自分でどれだけ頑張って、時間をかけて勉強するか。それに尽きます。その環境を一番与えてくれるような場所を見つけて、早く来年に向けてスタートを切りたいですね。


予備校生の面談で

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 昨日も、沢山の予備校を考えている人やその母と面談をしました。長い場合は、1時間話をします。納得して予備校を選んでもらいたいのです。皆、それぞれに状況が違います。非常に厳しい中で、浪人生活を送らなければならない人もいます。しかし、その状況に、へこたれていない姿に、私の方が心を動かされてしまった人もいました。

 

 そうですね。みんな与えられたその状況の中で、頑張るしかないのです。人をうらやんでいては、きりがありません。決して「下を見て暮せ」というのではなく、まずは、今の状況を受け入れなければ何も始まらないのです。「なぜあいつが合格して、俺が落ちたんだろうか!」とか、「もっと楽に予備校生活が送れる家庭だったらよかったのに・・・」とか、言いたいことはいくらでもありますよね。

 

 しかし、それを心の中にぐっと押しこみましょう。口にしてしまったら、なんかそれで一つ運が去っていってしまうような気がします。今、自分の状況からスタートを切るしかありません。与えられた状況の中で、どれだけ頑張ることができるか、それが人生だと思います。そして、誰も見ていないところで、一生懸命に努力をしている姿を、きっと見ていてくれている人が必ずいるのです。努力は裏切りません。しかしその努力は、謙虚なものでなければなりません。欲を出した途端に、今まで見守ってくれていた人は、スーといなくなってしまいます。

 

 せっかく1年間、浪人生活を送るのです。ただ、勉強だけができるようになるだけでなくって、人間としても、大きく成長してもらいたいのです。そのためには、浪人生活を送れるという状況に対して、親に感謝をすることから始まると思います。浪人できるということは、決して当たり前のことではないのです。よその親のもとに生まれていたら、必死に働かなければならないかもしれません。1年間勉強できる、その環境に感謝をしながら、浪人生活を送ってもらいたのです。いい心で勉強する。大切なことです。

センバツを見て

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 昨日の大島高校の試合を少し見ました。結局は、大差がついてしまいましたが、中盤までは、全くわからない試合展開でした。アルプススタンドの応援がすごかったですね。やはり甲子園は、勝ち負けだけではなくて、郷土の愛がいいですね。県大会に出場するだけでも11時間かかるそうです。甲子園に行くには、38時間かかります。大島高校は、クラブ活動などで、遠征費がかかるので、修学旅行は実施していないそうです。応援団の移動は、バスで、一晩を過ごす予定になっていましたが、島の人たちからの寄付金が、思いのほかたくさん集まったので、広島で宿泊施設に泊まれたようでした。あの大観衆に支えられた大島高校ナインのはつらつとしたプレー、よかったです。

 

 智辯和歌山対明徳義塾の戦い。レベルの高い試合でした。延長戦で智辯和歌山が1点を勝ち越したその裏の攻撃。3塁に進んだランナーを、あっさりとスクイズでホームに迎え入れました。明徳義塾の馬渕監督、その采配。素晴らしいと思います。なかなかスクイズのサインは、大事な試合では出せないものです。そこで選手の「自習生」に任せて打たせてしまうことがあります。しかし、思いきっていかなければならないのは、選手ではなくて、監督です。監督が思いきってサインを出さねばなりません。馬渕緒監督、智弁に夏の決勝戦で買って優勝してから、その采配に、「角」が取れたような気がします。さらに一段階高いレベルに達したようです。見応えのある試合でした。

 甲子園を見ていると、本当にいいですね。この時期、関西にいろんな強豪校が遠征に来て、関西の学校と練習試合を行っています。甲子園に出ていない地元の学校にとっては、強豪校との練習試合が何より楽しみです。 甲子園を目指して、しっかり練習をして下さい。

浪人を考えている人へ

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 今日の朝日新聞の20面。全面広告で、高倉健の顔が大きく映し出されています。背景は、畑。

   「一日では作れない畑です。一日でもさぼったら、失われてしまう畑です。」

 この言葉と、高倉健。非常にインパクトがあります。この言葉、いいですね。一日ではどうしようもありません。一日さぼってしまえば、また元の戻ってしまいます。浪人生と一緒だなと思いました。

 

 予備校を考えている人と面談をしていると、いろんなケースがあるなあと思います。昨日は、医学部を受験している4浪目を考えている生徒でした。医学部受験。本当に大変です。私立の医学部。これも、なかなか入れません。競争率が半端ではないです。国公立を受験する人たちが、沢山押し寄せます。かつてより、授業料が、はるかに安くなりました。6年間で、2000万円台の費用で何とかなる大学もあります。普通のサラリーマンの子供でも、大学に入ったら、自らローンを組んで学ぶ人も多くいます。彼の場合は、関西の医科大学に補欠合格で、その繰り上げを待っているところでした。何とか、合格通知が届けばと、本当に思います。

 

 面談では、就職の厳しさも話すようにしています。せっかく1年間、勉強をするための時間を与えられたのですから、将来、自分が就きたい仕事につける可能性が少しでもある大学に進学してもらいたいです。受験は、お金さえ払えば、早稲田でも、慶應でも受験は可能です。しかし、就職試験は、大学によっては、それを受けるチャンスすら与えられないのが現状です。厳しい。本当に厳しい現実が、4年後に待っているのです。

 

 35歳以上の男性の、4分の1が、独身です。かつては、結婚したくないからという人もいましたが、今では、経済的な理由で、結婚ができないのです。その数字は、後10年、20年すれば、3分の1になるそうです。今では、すべての従業員のうち、40%が、非正規雇用です。企業はなるべく、正社員の数は減らして、非正規雇用でまかないたいのです。そんな時代に、正社員として仕事を見つけるのは、本当に大変なことなのです。

 

 働きながら、浪人生活を送る人もいます。それも結構。働いて、お金を稼ぐことの尊さを身をもって知って、残された限りある時間を、しっかり勉強に打ち込んで下さい。浪人生活を送れる。有難いことです。1年間、自分の将来のために、頑張れるのですから、何より有難いことですね。ここで頑張れなければ、これから先も頑張れないと思います。しっかりとした気持ちを持って、浪人生活に踏み出して下さい。

予備校部体験授業

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 昨夜は、高校野球の先輩というか、人生の師匠に飲みに連れて行ってもらいました。楽しい時間を過ごしました。自営業をしていると、なかなか他の人と接することが少なくなります。そんな時に、たまにに誘ってくれるのがすごく自分にとっては、勉強になります。ありがとうございました。

 

 昨日は、夕方、予備校生の英語の体験授業を行いました。思っていた以上に沢山の人が来てくれました。問題を10問用意しておきました。それをまず解かせてみて、ゆっくり説明をしていきます。みんなのアンケートを見ると、

 「自分で思っていたより、基礎が抜けていました。わかりやすかったです。」

 「自然と集中できました。」

 「家でやるより、緊張した雰囲気で、すごくよかった。集中できた。」

 「自分がきっちりと理解できていないことに痛感しました。1つ1つものにしていきたい。」

 「わからないことが沢山あるが、説明がわかりやすいので、理解しやすいです。」

 「詳しく説明してくれてよかったです。今日来てよかったです。」

 

 みんな、4月から頑張るという、意欲的な言葉を書いてくれていました。大切なのは、「わかりたい!」というその気持ち。今の実力は関係ありません。よし、やってやるぞ、この1年間は!そういう気持ちで頑張っていきましょう。

OBからのメール

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予備校部の面談を行っています。今年は新制度に変わる年なので、浪人生の数が減少すると言われてきました。去年は、昨日で申し込みを締め切ったのですが、今年は、まだまだです。1人ずつ、丁寧に面談を行っていきたいと思っています。

 

 そんな中、1通のメールが届きました。5年前の予備校生からでした。彼は途中でやめてしまったんです。やめる時に色々と僕に言ったことが、ずっと心に引っかかっていたそうです。やめる時は、みんないろいろな理由があります。それはある意味仕方がないことで、一生懸命に引きとめますが、どうしようもないこともあります。腹の立つことを言葉にしてくれる人の方が、ある意味、有難いことなのです。

 

 そんな彼が、新聞に載っていた塾の広告をみて、心が抑えきれなくなったそうです。どうしても、やめる時に僕に言ったことを謝りたくてメールを送ってきてくれたのでした。やめてから、いろんな経験をしたんだと思います。辛いこともあったのでしょう。若くて、勢いがあるときは、何でも自分が、自分がとどうしても思ってしまいます。またそれでいいんだと思います。

 

 「誠実な人がどれだけありがたいのか、身にしみてわかりました。」と最後にありました。人生、勝ち続けることはできません。負けた時、辛い時、打ちのめされた時。そんな時にしか気がつかないこともあるわけです。それを経験して、そこから何を学ぶか。それが大切なのですね。

 

 生徒が一人でも来てくれればと思って新聞に入れた広告。それをかつて塾に来てくれていたOBも見てくれているんですね。そしてその文字を見て、こんなに、メールを送ってきてくれる人もいる。有難いことです。彼からのメールで、勇気づけられた気がします。彼の言葉にあるような、「誠実な人」。そんな人に、一歩でも近づけるようになりたいです。今塾に来てくれている生徒たちに、自分の力のすべてを注いで、授業をし、帰る時に、「今日は、塾に行ってよかった。」と思って帰ってもらうこと。それしかありません。

週末雑感

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 昨日は、予備校を考えている生徒3人と面談をしました。一生懸命に話をしたら、かなり時間が経っていました。まず、私の思いを伝えたいのです。そしてどういう気持ちで、浪人に臨んでもらいたいのか。浪人できるということを、当たり前のことだと思わずに、少し感謝の気持ちを持って、浪人生活に歩みだしてもらいたいのです。せっかく1年間、浪人生活を送るわけです。ただ勉強ができるようになるだけではなくて、少し「いい人間」になって、社会に出て行ってもらいたいそう思っています。予備校の始まる最初の日、「遅刻をしない。なるべく休まない。廊下を通る人には、誰にでも、大きな、いい声で挨拶をする。」これをまず守ってもらいたいと彼らに伝えます。

 

 昨日の夜、DVDをかりてきました。NHKで放送されていた「フルスイング」。プロ野球で29歳の時から30年間、打撃コーチをしてきた人が、家族を残して、福岡で高校の教師になり、奮闘する話です。彼は、癌のため、教師生活は、僅か1年1カ月で終わってしまいます。しかし、すべてをかけて教師生活を送っていたのがよくわかります。

 

 高畠選手が、南海ホークスで現役だったころを、ホークスファンの僕は覚えています。打撃のいい選手だったと記憶しています。DVDの初めに、教え子である現役選手や、OBが寄せているコメントもよかったです。やはり、「情熱」を持って指導する人だったということがよくわかります。

 

 このドラマの原作は、新潮社に勤めていた、門田隆将さんが書いた、「甲子園への遺言」です。これを書いた後、独立して、作家への道を本格的に歩みます。彼は、私の1年年上で、土佐高校出身。そう、玉川選手と同期です。甲子園で母校を応援したことが、その後の人生に大きな影響を与えたのではないでしょうか。

 

 今日は雨です。朝から激しく降っていましたが、今は、少し止んでいるようですね。和歌山を離れて学生生活を送ることになる人達にとっては、今日、引越しをする人もたくさんいると思います。すぐに結果を求められることのない4年間の大学生活。それを送ることを与えられること、幸せです。だからこそ、大きな目標は忘れることなく、高校時代にはできなかったことを色々と経験して、視野を広げていって、4年後には、一回りも、二回りも大きな人間になってもらいたいと思います。

春を迎える前に

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今年の受験生たちのすべての結果が出た今、どうしても書いておきたいことがある。現役生の話だ。彼は、久しぶりに、馴染みのラーメン屋に立ち寄った。顔見知りになったおばちゃんに、4月から大学生になることを報告した。「そうか、おめでとう。お金は、今日は要らないよ。」と言ってくれたという話を、彼の母から聞いた。練習の帰りに、仲間たちと、また1人で何度も何度も通ったのだろう。辛い練習を乗り越えて、このラーメン屋に立ち寄ることが、ホッとするひと時だったのかもしれない。仲間にも言えない、ましてや親にも言えない思いを、ラーメンと一緒にすすりながら、胸の中に押し込める、そんな日もあったことだろう。彼の人柄が、おばちゃんの心に触れたのかもしれない。

 

 

 

 ちょうど3年前に、彼は、塾に入るためにやって来た。クラブは何をやっていたのかと聞くと、「テニスです。」と答える。「そうか。併設の高校に入って、野球はやる気はないか?」と聞くと、「小学校の時に野球をやっていました。」と返ってきた。その言葉に、嬉しくなってしまった私は、3年間、野球をやり通すことができれば、きっと普通の高校生活では味わえないことを手に入れることができると信じて、野球部への入部を勧めた。

 

 

 

 考えてみれば、自分たちの頃も、中学で野球をやっていなかった選手の苦労は並大抵ではなかったような気がする。大半の選手は、身体を壊してしまったり、勉強を理由に辞めていった。野球をやっていた者にとっては、当たり前のことでも、最初は、全くついていけない。体力が全く違うのだ。最初の1年間は、本当につらかったと思う。しかし、一番苦しい1年の夏を越え、ひと冬を越えて、後輩たちが入ってきたころには、少し体ができてきた。試合にも出させてもらえるようになった。2年生の夏には、念願の背番号をもらってベンチ入り。

 

 

 

 秋になって、自分たちのチームになって、初めて1ケタの背番号をもらった時の嬉しそうな顔。公式戦の向陽戦での活躍も、たまたま上富田の球場に足を運んでいたので、私も見ることができた。生き生きと飛び跳ねているような気がした。このまま順調にと思っていたが、3年の春から次第に、試合に使ってもらえなくなった。辛かっただろう。どこがいけないのだろうかと模索の日々が続く。2桁の背番号をつけた最後の夏。ちょうどそのころ、朝、予備校生と一緒に、日前宮にお参りに行っていた僕は、受験生全員の合格と、ひそかに夏の大会で彼の努力が実ることを祈っていた。具体的には、右中間を破るライナーを打つこと。それを毎日毎日祈っていた。南部龍神との初戦。好投手に苦しんだ桐蔭は、わずか1安打に抑え込まれる。終盤、代打が告げられて、やっと打席に立てた。この1打席のために頑張ってきた日々。初球をたたいたライナーは、日前宮でお祈りしていた、まさにその場所に飛んで行ったが、外野手のグラブの中に。あっけなく終わってしまった野球だったが、その1球に彼の高校野球のすべてが詰まっていた。

 

 

 

 野球が終わって、勉強への切り替え。とにかく集中して、なおかつ、少しでも長い時間を勉強すること。それしかない。7月後半から8月、9月と心と時間のすべてを勉強に打ち込んできた。ところが、模試には、努力の跡が出てこない。野球が終わってから受けた2度の模試は、全く結果が伴わなかった。落ち込んでいる暇はない。やるしかない。少しずつ努力が結果になって見え始めてきた。担任の先生も、彼の実力を認めてくれるようになった。行ける。当初目標にしていた大学も、手に届きそうになってきた。4年前に、「奇跡」を起こした野球部OBと姿がだぶってくる。やっぱり努力は裏切らない。できる限りのことをして臨んだセンター試験。

 

 

 

 まさかの敗北。受験は結果がすべて。「~だったならば・・・」は、存在しない。しかしまだ終わったわけではない。辛く苦しいのを乗り越えることの大切さ、そのことを、野球を通じて学んできたはずだ。センター終了後の、崩れてしまった気持ちをもう一度立て直して受験。とにかく与えられた状況の中で頑張るしかないことを学んできたはずだ。最後まで、力の限りを尽くすこと。それしかない。もう一度、気持ちを奮い立たせての受験。今すべてが終わって、春から三日月が校章の大学に進む。いつか満月になれるように。

 

 

 

 あの時に、野球に誘ってしまったことが、彼にとってよかったのだろうか。それは今の段階では、まだ分からないかもしれない。ただ、受験の一番苦しい時に、早く合格をして、グラウンドに行って後輩たちのために、審判をしたいと言っていた、その言葉がとにかくうれしかった。実際に、試験が終わってから、グラウンドを何度も訪れている。野球をやってよかったという気持ちが、少しでもあるからではないだろうか。野球も、勉強も、本当に、辛く苦しいことばかり経験してきた気がする。しかし、あの高校時代があるからこそ、今の自分があると言えるような人生をこれから歩んでいくこと。それを切に願う。

 

 

 

 

 

 

 


新年度に向けて

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 高校1年生の英語の授業、いいですね。初々しいです。一生懸命の目に見つめられると、なんだか少し恥ずかしくなってしまうぐらいです。これこそ、授業を行うものだけが味わうことのできる緊張感ですね。昨日は1人、用事で来られない女の子がいましたが、去年よりも、沢山の人数で始められます。やはり少し活気があるといいですね。

 

 兄弟が塾に来てくれていたり、また、ご父兄が知り合いであったりする人の子供さんが多いのですが、中には、何を便りにKGを選んでくれたのだろうかと思う人もいます。普通は、中学の時に行っていた塾にそのまま進む人が多いと思います。そのうちの一人の女の子に、「なぜ来てくれたん?」と聞くと、「お母さんがずっとブログを読んでいるんです。高校になったら、KGに行ってみたらと勧めてくれました。」と。嬉しい言葉です。

 

 2年生で体験に来てくれた桐蔭の女の子。塾に来てくれることになりました。その友人が、「あの子、ブログを読んで、塾に来るのを決めたんやて!」と言ってくれました。有難いことです。

 

 広告に出す文章は、いわば、一生懸命にお化粧をして、これでもかというぐらいに、きれいな自分を見せようとします。しかし、毎日書くブログは、そういうわけに行きません。きれいなことを書き続けようとすれば、3日でネタが尽きてしまいます。あとは、その時その時の思いを伝えるしかありません。何に心を動かされて、何を目指しているのか、それが自ずと出てくるのです。

 

 最近は新聞に出す広告の数も、以前と比べるとかなり少なくなりました。ブログを読んで、いいなあと思ってくれた人が来てくれれば、こんなに嬉しいことはありません。4月1日、今日からまた新しい1年が始まります。この仕事を初めて、31年目に入ります。英語で、「ジェネレーション」という言葉があります。普通は、「世代」という意味でつかわれます。しかし、その言葉には、「30年」という意味があります。30年で、1世代。そういえば、教え子の子供が、去年来てくれました。ここからの1年1年は、また新しい世代を築いていくんです。しかしいつまでも、この仕事を始めた時の気持ちを持ち続けたい。「素人」の感覚を大切にしていきたいです。この春からKGを選んでやってきてくれた人達に、「行ってよかった。」と思ってもらえるように、気持ちを新たにして精進していきます。

就職活動

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 先日、朝日新聞の夕刊に、「大学名の壁、今も」という記事が掲載されていました。就職活動についてです。現在は、インターネットによる就職活動が一般的になっていますが、その中で、確かに「学歴フィルター」というのが存在しているのです。

 

 たとえば、就職説明会に申し込もうとします。A大学の学生には、沢山の日程で、エントリーできるのに、B大学の学生が同じ会社を選択しても、ほとんでの日程が、「満席」で埋まってるとのことです。就職活動がネットになっても、昔のように個別で会社訪問をしていた時代でも同じです。明らかに、これでもか!といわれる「差別」が存在します。ネットによる活動で、学生と就職したい企業の間に、仲介業者を介在させることによって、学歴による差別は、以前よりもあからさまになってきたのではないでしょうか。

 

 また、同じ大学でも、推薦入試や、AO入試の学生は、一般入試で勝ち抜いてきた学生よりも、ワンランク低く見られます。また、系列高校からの内部進学者も、昔からですが、就職には不利だと言われてきました。

 

 要するに、企業側とすれば、せっかく採った社員が、簡単に辞めたり、戦力にならなかったりするのを恐れるわけです。ですから、「受験勉強」という関門を切り抜けてきた人達の中から、コミュニケーション能力があって、バイタリティがあって、明るく、前向きな人を取りたいのです。

 

 おかしな話ですが、どんなに素晴らしい人材がいても、その人が、学歴のフィルターを通過しなければ、就職試験を受けるチャンスすら与えられない、それが現在の日本の状況なのです。情けないことですが、現実です。せめて、受験をするチャンスを与えられた人は、自分が将来に就きたい仕事に就けるような大学を目指して、頑張る、それしかありません。自分の将来は、自分の手で切り拓いていかなければならないのです。勝ち抜いて、そのあとで、「学歴なんて全く関係がない!」とさらりと言ってもらいたいのです。

 

 昨日、かつての予備校生が2人、「内内定」の報告に来てくれました。彼らの話を聞いていて、全く、朝日新聞に記事と同じだなんと実感した夕方でした。

平安高校

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 昨日、阪和高速道路を通りました。山桜、すごくきれいでした。また山中渓の桜も、高速道路から見えます。きれいだなあ。やっぱり花は、桜ですね。長くは持たないからこその桜です。

 

 平安高校。春は初優勝です。春夏通算70回目の甲子園。もちろん全国トップの出場回数です。一時期低迷していた時期もありますが、最近は安定した力を誇っています。龍谷大学平安と名前が変更されました。施設面での充実もあります。野球部のバスを運転するのは、阪神大震災で、もう少しで高速道路から落ちてしまいそうになったところで、とどまった「落ちない」運転手です。

 

 西鉄ライオンズの東尾選手。平安高校に入学するのが決まっていました。それを箕島高校の尾藤監督が、ミカン畑を歩きながら、「平安高校を倒すチームを作ろう!」と説得して箕島に入学させたそうです。その頃の箕島は、まだそれほど強くはないし、「名前」もありません。監督が一生懸命になって強豪校に練習試合を申し込んだそうです。もちろん、たぶん今もそうですが、無名の学校の練習試合の申し込みを強豪校は、受け付けてはくれません。京都に行って、部長が立ち寄りそうな所で、待ち伏せをして、やっと平安高校との練習試合にこぎつけたそうです。

 

 部員たちは、すごく喜んだそうです。ところが、やってきたのは、3軍。試合には勝ちましたが、あの時の何とも言えない複雑な気持ちは、忘れられないと。その東尾選手で、全国ベスト4。そのあと島本選手で優勝を果たします。ですから、箕島高校は、全盛時代でも、申し込んできた学校とはどこでも、日程が空いていれば、試合を必ず受けたそうです。もちろん、1試合目は、レギュラーメンバーを試合に使います。手加減することなく、全力でぶつかったそうです。直接、尾藤監督からお伺いした話です。

 

 テレビを見ていると、4月になっても大手予備校のコマーシャルが流れています。今年はなかなか大手でも集まらないのでしょうか。予備校にとっては、我慢の1年となりそうです。受験生に負けないように。我々も常に全力で頑張る!

新聞の広告から

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 時間のある日は、新聞をゆっくり読むのが好きです。予備校の授業は、来週の月曜日からなので、今週は余裕があります。記事はもちろんですが、新聞広告を見るのが案外好きなのです。意外に面白いんですよ。

 

 たとえば昨日の朝日新聞。一面の下に、「ヤギと暮らす」1600円。田舎暮らしのパートナーとなるヤギとの暮らし方と書いてあります。思わず笑ってしまいました。このスペースに、この本の広告を入れて、はたしてその効果はあるのかと思ってしまいますが。少しめくると、「悪の出世学」という本の広告です。ヒトラー、スターリン、毛沢東の実例を書いて、「実は凡人が一番怖い!」とありました。うーん。納得してしまうかも。

 

 さらに進んでいくと、「10代の子供を持つ親に伝えたいこと」。尾木直樹さん、そう尾木ママの書いた本です。きっと、周りの人たちが、色々なオファーを持ってきて書かすのですね。有名人はどんどん本を書きます。出版業界は大変ですから、売れる見込みのない本は、作らないのです。

 

 週刊誌の広告の中に、「タモリ、居酒屋を閉店していた」とありました。へえ、居酒屋も経営していたんだ。しょうもないことですが、こんなのを発見すると嬉しくなってしまいます。

 

 3面下の本の広告に、「しない生活」という若いお坊さんが書いた本が宣伝されていました。「つながりすぎない。イライラしない。言い訳しない。せかさない。比べない」なるほどと思います。さらに、次の一言が心に響く人が多いのではないでしょうか。

 

 「メールの返信がないと、嫌われているのではないかと不安になる」 う~ん。この言葉には、若者から年配の人まで、納得してしまう人が多いと思います。最後に、「困ったときほど、次の手を打たず、静かにそっと立ち止まる」とあります。なかなかよくできた広告で、ここに書かれていることを読むだけで、もう1冊の本を読んだような気になってしまいますね。そうなれば、広告としては、失敗か。

 

 女性向けの週刊誌の広告の中に、「PTA役員どう逃げる」とありました。役員が決定する日には、夫を出席させる?と書いてあります。テレビのニュース番組では、消費税、緊迫した世界情勢、景気は本当に回復しているのかなどを、曇った表情でキャスターが語っていますが、このPTAの記事をみて、日本は、まだまだ平和な国だなあと妙に実感してしまいました。

智辯和歌山と清風南海 大学合格者の実績から

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 2010年から、大阪の私立高校の授業料の無償化がすすめられました。保護者の年収が、610万円以下なら無料、800万円以下なら、実質10万円という制度です。それが和歌山県の高校の進学状況にどういう影響を及ぼしているのでしょうか。

 

 智辯和歌山と清風南海高校を比べてみようと思います。かつては清風南海中学と智辯和歌山中学は併願の対象にされていて、両方に合格すると智辯和歌山を選ぶ生徒が多かったと聞きます。2009年と、20013年、2014年の大学進学状況を比べてみたいと思います。

2009年

            東大  京大  阪大  神戸  関大  近大  桃山

智辯和歌山 306  21       23        24         20       37        20          0

清風南海   295     5         32        36         20       71        53          4

2013年

智辯和歌山 269     6       13        13         10       12         23          7

清風南海   311     2         30        34         23       95        64           4

2014年

智辯和歌山 265    5         14         25        14        35        23          4

清風南海   297    5         47        36        28        80       78           0

 

 智辯和歌山は、昨年の実績より少し今年は回復したようです。しかし、5年前と比べると、明らかに、難関大学の進学実績の減少が見られます。かつては、クラスで真ん中にいれば、大阪大学は確実。模試の志望校で、神戸大学と書くことは、智辯生のプライドを捨てることになるから書かないとか、いろんな話を聞きました。

 

 また桃山学院を受験することは、かつてはありませんでした。和歌山大学を受験する生徒さえほとんどいませんでした。力のない生徒は、学校の指定校推薦の枠で、関関同立に入学させていましたが、去年から桃山学院の合格者を出しているということは、それでは、補いきれなくなってきたのでしょう。

 

 清風南海に合格すれば、授業料は無料ですから、そこをあえて智辯和歌山に進学してくる生徒も少ないと思われます。事実、難関3大学の合格者の数は、

2009年 智辯和歌山 68  清風南海  78

2013年 智辯和歌山 33     清風南海   66

2014年 智辯和歌山 44      清風南海     88

と大きく差をつけられてしまいました。上位に生徒の力は、それほど変わりませんが、できない生徒の数が、かなり増えてきているのが、智辯和歌山に限らず、和歌山の私立高校の実態だと思います。来年は、智辯小学校の生徒が受験の年になります。彼ら力がここに加わって、どう巻き返してくるのでしょうか。あるいは世間でささやかれているように、小学校からの進学組は、できない生徒の割合が多いということになるのでしょうか。

 

 私立の高校は、本当に少子化の中、その存続をかけて経営戦略を立てていかねばなりません。確固たる経営基盤を持っているところはいいですが、少し志願者が減るとそれだけで、学校の士気にも影響が出てきます。有力大学はその系列校となる私立高校に、虎視眈々と狙いを定めています。なかなか厳しい時代になってきました。       

新しい予備校生へ

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 おはようございます。今日は寒いですね。ガソリンを入れに行ったら、「氷雨」というのでしょうか、みぞれのような雨が急に振ってきました。また、冬に戻ったような感じです。

 

 いよいよ明日から予備校部の授業が始まります。31年目の春になります。基礎からきちんと固めていきましょう。心の中には、プライドをちゃんと持っていなければなりませんが、謙虚な気持ちを忘れずに。それに尽きると思います。

 

 来年の春に、胸を張って大学に進んで行けるように、この一年間、しっかりと勉強に打ち込んでください。予備校説明会で、話をしたことをもう一度思い出して、浪人生活を送れることを、当たり前のことだと思わずに、自分の将来を切り拓くための1年だと覚悟を決めて、取り組みましょう。塾を信じてついてきて下さい。やったことを確実にできるようにしていくこと。一日一日の積み重ねが浪人生活です。毎日毎日を充実させていくこと。それに尽きます。

 

 君たちが、力の限り勉強できるように、いい雰囲気を作っていきたいと思います。一番努力をする人が、一番尊敬される塾。それがKGです。みんな、一緒に頑張って行きましょう。

予備校生へ

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 今日からの予備校部の授業の準備のために、昨日は昼から塾に来ました。仕事をしていると、高校時代の野球部のN君が来てくれました。那賀高校で担任をしていた生徒が、2人、うちの塾で浪人生活を送ることになっています。この春は、移動があって他校に移るそうです。久しぶりだったので、昔の話や、生徒のことなど随分と長い間、話をしました。楽しかったです。すぐに昔に戻れますね。やっぱり、高校時代、一緒に野球をやってきた仲間は、いいなあと思いました。

 

 そのあとしばらく、プリントを作っていると、教え子の高校教師が、学校から留学生を連れてイギリスに行ってきたお土産を持って来てくれました。彼女は、バイタリティがあって、生徒をぐいぐいと引っ張っていく先生です。元気がある人と話をしているといいですね。クラブ活動の指導も一生懸命にやっています。

 

 夜は、ボクシングを見るのを楽しみにしていました。井上選手が、メインイベントでしたが、私は、八重樫選手のボクシングも大好きです。やはり、プロは、観客をわくわくさせる試合をしてこそのプロです。八重樫選手の試合は、人を引き付けるものがありますね。昨日の試合は、あえて井上選手にメインイベントを譲ったそうです。試合後の彼の言葉もよかったです。次の対戦相手は、39戦39勝無敗。引き分けもなしの最強王座との試合が決まっているそうです。「努力をすれば、きっといいことがあると思います。がんばります。」  いいですね。頑張れ、八重樫。

 

 井上選手。なんか、物が違うという感じでした。さすがに、日本プロボクシング界の期待の星に違わぬ試合内容。終始チャンピオンを圧倒していました。ここまで強いとは思っていませんでした。セコンドに入っていた、お父さんの嬉しそうな顔、よかったです。

 

 いよいよ今日から、予備校部が始まります。毎年毎年、同じようには行きません。生徒の顔を見ながら、最初は、わかるところからじっくりと教えていきたいと思います。まずは、勉強をする習慣をきちんと身につけてもらいます。復習するとはどういうことなのかを、身を持ってわかってもらいたいと思います。よし、頑張るぞ、みんなしっかりついてきて下さい。いい雰囲気で授業を進めていきますね。いい心を持って勉強をしていけば、きっとそのボールは、目標に向かって転がっていきます。がんばろう。


文武両道野球部クラス

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 昨日から予備校部が始まりました。いつもかすれている声が、より一層、しわがれた声になってしまいます。いいですね。予備校生の前で授業をできるのは。身が引き締まります。ここから、来年の春が自分にもやって来るように努力を続けていくのです。みんな頑張ろうな。

 

 昨日は、文武両道野球部コースの1年生2人が来てくれました。向陽の生徒です。一生懸命に授業を受けてくれました。1人の生徒の名前が、僕たちの1年下の、有名な投手と同じだったので、「お父さん、野球をしていた?」と聞くと、正にその選手だったんです。中学の最後の夏の大会も彼と対戦生ました。高校に入っても、打席に立ちましたが、早かったなあ。かすりもしなかった。そういえば、顔も、面影があります。

 

 野球と勉強、大変ですが、両立を目指して頑張っていきましょう。この前に、何人の野球部生を教えてきたか、数えてみました。予備校部は、全員で133名。現役生は、1994年からしか、名簿が残っていないので、132名。1984年から塾をやっていますから、300名は超えているかな。野球との両立、それにかかわれる仕事ができて、こんな嬉しいことはありません。がんばるぞ!

予備校部

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 昨日、竹の子の煮物を頂きました。仕事が終わって、夜に、焼酎を飲みながら頂きました。美味しかったです。やはり、旬のものは、違いますね。季節を一緒にほうばっているような気がします。お蔭で、朝までぐっすり眠れました。

 

 予備校生の授業が始まって今日で3日目です。今年は、新課程入試になることもあり、早くから浪人するのは不利だというような情報が出回っていたせいか、浪人生の数は、減りました。うちだけかもわかりませんが。やっぱり、生徒の数が減ると、経営者的な立場からすれば、少しへこみます。

 

 ただ、今日とは違って、生徒の名前と顔が、すぐに覚えられそうです。それだけでもいいなあ。それに授業をしている時に、生徒の顔がよく見ることができます。これもいいなあ。焦ることなく、ゆっくりと、一人一人の顔を見ながら授業ができます。最近忘れていたことかもしれません。少なくなったら、なったで、いいことがある。いつもこのブログに書いてきたように、与えられた状況の中で頑張る。それしかありません。そこで一生懸命に頑張っていたら、きっといいことがある。それを信じて頑張ることが大切なのです。今年は、自分にその言葉を語りかけながら、頑張ります。

 

 やっぱり、教える側がいい気持ちで授業ができること。これが一番だと思います。何より充実感があります。できるだけ、一人ひとりの浪人生たちに話しかけながら、毎日を過ごしていきたいと思います。沢山ある選択肢の中から、KGを選んでやってきてくれた生徒たちに、彼らが期待してきた以上のことを提供するのが、私の役目です。がんばります。私も。一緒に、来年の春を目指していきましょう。

予備校生へ

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 おはようございます。昨日は、高1、高2の授業でした。高校2年生。桐蔭の生徒が増えました。昨日は、5人出席していました。もちろん他の学校の生徒もいます。毎回、前回の復習テストを行います。KGは、宿題はありませんが、前回の授業を覚えて来なければなりません。昨日は20問、チェックテストを作りました。一番できた人は、星林の生徒でした。昨日で2回目の彼女でした。がんばりましたね。その気持ち、ずっと大切にして下さい。

 

 予備校部、今日で4日目です。質問に来てくれる生徒も多いような気がします。必ず復習テストを行っています。復習テストで点数を取ること。それが浪人生活です。覚えること。最初は大変ですが、語学はまずは暗記。毎日やっていると、覚えられるようになります。頑張れ!

 

 浪人生活って、なかなか大変でしょう。大変だからこそいいんです。すぐにできることではないから、本気にならねばなりません。本気になって、涙を流して勉強をするからこそ、結果を手に入れた時の喜びが違ってくるのです。それを幸せと言います。できる人もできない人も誰にでも幸せになるチャンスはあります。本気になって、」すべてを打ち込んでやって何かを手に入れること。それを受験勉強を通じて実感してもらいたいのです。

軽く一杯

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 昨日は、少し嬉しいことがあったので、仕事を終えてから、近所にある、「櫻の都」という焼鳥屋さんで、軽く一杯飲みました。カウンターの席があるので、一人でも気楽に立ち寄れます。

 

 横にあった、もやしラーメンのお店がなくなったので、そのお店のスペースを改装して、中が広くなりました。マスターは、野球部の後輩でもあり、予備校部の教え子でおあり、また同じ業界で働いていたこともあるので、気を使わずにいろんな話ができます。こういうお店がすぐ近くにあるのは、本当に有難いです。

 

 高校時代の上原投手からホームランを打っているマスターです。野球の話。仕事や経営の話。いろんな話をこっそりとしながら、美味しい生ビールをいただきました。ああ幸せ。

予備校授業の開始日

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 予備校部の授業が始まって1週間が経ちました。今年の浪人生たちは、この1週間をどう感じているのでしょうか?自習に残っている生徒に話を聞いてみました。

 

 「浪人生活が、こんなに大変だとは思っていなかった。」

 「毎日やることがいっぱいあります。自分は、今まで何をしていたんだろう。」

 「やらねばならないことが沢山あります。時間がいくらあっても足りません。」

 「充実しています。勉強でこんな充実は初めてです。」

 「今日質問してみて、初めてわかりました。嬉しかったです。」

 

 この1週間で、高校生の気分はすっかり拭いされたかもしれません。そして本気になって浪人生活に打ち込むことの大変さを、少し味わえたことでしょうね。みんないい顔をしています。

 

 「友達は、まだ予備校が始まってないそうです。4月20日過ぎになってやっと始まるみたいです。まだ何もやることがないので、今は、原付きの勉強だけしかしていないようです。」と語ってくれる人もいました。

 どこでも、高校などの新学期が始まる時期に、予備校も当然始めるべきだと思いますが、いろんな事情があって、そうはいかないようです。しかし、テストが迫ってくると、「センターまであと~日!」と言うわけです。それならば、一日でも早く、始めればいいのは決まっていることなのに・・・・。大人の事情があって、本音と建前が交錯するところです。思った生徒数が集まらなくても、きちんと4月の初めから授業をするのが、せめてもの誠実さと思います。

 

 予備校の授業が始まったと思えば、1週間すれば、ゴールデンウィーク。ゴールデンウィークが終われば、「夏期講習」の申し込みが始まります。ええ!まだ1週間しか授業をしていないのに!しかも夏期講習で「いい先生」の講座は、速く申し込まないと埋まってしまうと焦らされます。もちろん、夏期講習の費用は、3月末に支払ったのとは別途に、支払わなければなりません。なんか、お金ばっかり支払っているような気がしますね。おかしいなという感じがするのも当然だと思います。

 

 きちんと4月の最初の月曜日から授業をしてこその予備校だと思うのですが・・・。

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