昨日は、26日。和歌山大学の卒業式の日でした。4年前の予備校生だったM君が、帰りに立ち寄ってくれました。無事に総代として卒業証書を受け取りに行けたそうです。大学から、学業優秀の記念品も頂いていました。春からは、和歌山市内の小学校に勤務することが決まっているそうです。新しい生活がまた始まります。
星林の予備校生も挨拶に来てくれました。京都の公立の大学に進みます。念願だった、環境系の学問を究める第一歩を踏み出しました。
「星林に報告に行った?」っと聞くと、「先生が、よくそんな大学に入れたなあ!って驚いてくれました!」
高校の名前は、受験にはあまり関係ないですね。ただ、あるとすれば、自分に対するプライド。プライドはちゃんと持ったまま、なおかつ謙虚に取り組むこと。この2つのバランスがちゃんと取れていれば、大丈夫だと思います。京都のお茶を買ってきてくれました。ありがとうございます。
春から予備校生になる人たちと、いろんな話をしてきました。話をしていると、なんだかこの生徒と早く勉強がしたくなってしまいます。保護者も一緒に来てもらっての面談です。君たち受験生の親は、結果を求めているわけではないのです。そりゃあ、難関大学に行ってくれればいいのは決まっていますが、そんなことは、本当の喜びではないんです。この1年間、一生懸命に頑張る、その姿を見たいのです。親は、その姿を見せてもらえれば、それ以上、何も望むことはありません。本気になって、一生懸命になってやる。それだけです。
予備校部のパンフレットに書いている、明治17年、大分県生まれの後藤静香( せいこう ) の詩集「権威」の中に
ー本気ー
本気ですれば たいていの事は出きる
本気ですれば 何でも面白い
本気でしていると だれかが助けてくれる
人間を幸せにするために 本気で働いているものは
みんな幸福で みんなえらい
という詩があります。ある、セミナーで教えてもらいました。長嶋茂雄がロッカールームにずっと張っていた詩だそうです。この1年間、どこまで本気になってやり通せるか。そこにあなたの人としての品格が出てくるような気がします。自分の人生をかけて頑張る1年にしてください。