紀三井寺球場で、2試合見てきました。顔が真っ黒になってしまいました。昨日は、高校野球の新人戦の準々決勝。これに勝てば、シード校として4校が、秋季大会1次予選への出場を免除されます。そして、秋季大会のベスト4と8校が、2次予選に進出することになり、今年は、3校が和歌山代表として近畿大会に出場できることになります。
桐蔭は、笠田高校と対戦しました。笠田高校は、最近力をつけてきています。すごく元気のあるいいチームです。エースは、「うぉ~りゃ!」と言いながら気合の入ったボールを投げてきます。桐蔭も、昨日は、投手がすごく安定していました。左打者へのインコースの真っすぐがすごくよかったです。ピンチになってもこの球が生命線でした。
試合は、もつれにもつれて、延長戦へ。結局桐蔭が犠牲フライでサヨナラ勝ちを収めました。2次予選進出です。僕たちも秋に、新人戦で4つに残ったなあと思いだしたりしました。守備では、もう一歩、前に出て、グラブを出して捕球をしてもらいたいと思いました。エラーしてもいいですから、前に出る。基本だと思います。あと1つ気になったのは、1塁にランナーが出た時に、リードが小さすぎます。もう少しリードを取って、投手をけん制しないといけません。しかし、最近では、久しぶりの新人戦突破。嬉しかったです。
そのあと、東高校対日高高校の試合も見ました。さすがに東高校は、鍛えられていました。試合前のノックを見ればよくわかります。一方日高高校。スタンドには、ベンチに入れない選手が沢山いて、大阪のように、みんなで歌を歌いながら必死になって応援しています。その歌声に、保護者の人も合わせて声を出していました。勢いを感じました。やはり高校野球はこうでなければなりません。強豪と言われる学校でも、ベンチに入れなかった選手たちが、全く声も出さずにスタンドで見ているだけの学校もあります。そういうチームは、力があっても負けますね。高校野球は、全員で戦わないと勝てないのです。ですから普通の公立高校にもチャンスがあると思います。
この試合も、もつれました。延長に入って、押されていた東高校ですが、主将で4番の捕手が、レフトに2点本塁打を打ち、試合を決めました。前日、2次予選進出を祈念して、2人でお酒を飲んだ先輩と共に喜びあった日曜日でした。桐蔭の先輩や、東高校野球部を支えているいろんな人たちと一緒に試合を見ましたが、いい人達と一緒に高校野球を見るのは、本当に楽しいです。ここから2次予選まで、しっかり練習をして、更に力をあげてもらいたいです。