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Channel: KGセミナー塾長の日記
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向陽対高野山高校 ベスト8をかけて

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 昨日は、予備校生の授業がお休みだったので、朝から、紀三井寺球場に行ってきました。向陽高校対シード校の高野山高校の試合です。向陽のベンチ入りメンバーの半分以上が、塾の生徒です。

 

 シード校の高野山。さすがに、いい選手がそろっています。先発したエース。切れのある球を投げます。昨日は、3人投手が出てきましたが、最後に投げた投手は、背も高く、いい球を投げていました。兵庫県から高野山にやってきている選手です。上に進んで、更に鍛えれば、もっといい投手になる素質を感じました。

 

 向陽高校の打線が、昨日はすごかったです。こんなに打ったことは、今までなかったんじゃないかと思うほど、シャープに振り切ります。鋭い打球が、飛んでいきました。応援団と正に一体になって試合を進めている、そんな気がしました。

 

 高校野球を見に行った時に、途中で、相手側のスタンドにいてみることにしています。その学校の応援風景を、相手側からみると、すごくいいんです。昨日の向陽の応援スタンドは、本当に盛り上がっていました。

 

 昨日は、守備でも随所にいいプレーが見られました。外野、捕手。しっかりと守っていましたね。走塁では少し意識が、前に前にと行ってしまったので、結果的に、アウトになってしまいましたが、あの試合の中で、積極的に次の塁を狙うという気持ちが、出ていて、僕はよかったと思います。

 

 先発投手がよく頑張りました。毎回塁にランナーを背負いながら、よく耐えて、我慢のピッチングをしました。素晴らしい投球をしている投手が、急に崩れて、得点を許すということがありますが、ランナーが出てから、どれだけ粘れるか、それこそ投手に一番大切な要素だと思います。

 

 シード校の高野山高校。今年のチームは、一味違った感じがしました。監督さんが変わって、智辯和歌山出身の若い監督さんになりました。今までのチームは、力があるのですが、少し雑な感じがする所がありました。しかし、昨日の試合を見ると、「ひたむきさ」を感じられました。高野山高校は、これからさらに強くなってくるそんな予感がしました。

 

 やはり、高校野球は、指導者で変わります。堀内イズムが、向陽のナインに浸透してきました。誰が速い球を投げるとか、遠くまでボールを飛ばせるとか、高校野球は、そんなことでは勝利は決まりません。ベンチに入っている選手、スタンドで応援する選手、応援にやってきてくれた在校生やOB、みんなが一体になった時に、一番いいチームになります。ベスト8に出そろった高校は、どこも向陽より、前評判も高くて、いい選手がそろったところばかりです。だからこそ余計に、向陽の力が十分に発揮できるような気がします。次の試合も楽しみになってきました。


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