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Channel: KGセミナー塾長の日記
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和歌山大会開幕

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 各地で甲子園を目指した戦いが行われています。新聞を開くと真っ先に、各都道府県の県予選の記事で、破れた学校を見ていきます。強豪校、有力校の敗退はないかチェックするのです。昨日は、福岡県で、甲子園出場はありませんが、有力私学の一つに数えられている、沖学園高校が、敗退しました。相手は、福岡の公立でも、1,2を争う進学校の修猶館高校です。この学校は今年は、7名の東大合格者を輩出していて、14名の合格者を誇るタモリの母校、筑紫丘高校に次いでいます。

 

 兵庫県では、神戸高校対兵庫高校の名門公立高校の対決がありました。旧制の神戸一中対神戸二中の対決です。年配のOBも沢山駆け付けたことでしょう。和歌山で言えば、和歌山中学対海草中学でしょうか。和歌山中学は、軍の幹部にOBを沢山輩出しているという理由で、和歌山高校という名前を使わせてもらえなかったという話を聞いたことがあります。

 

 昨日開幕した和歌山大会。2試合目に初芝橋本高校対和歌山東高校の試合を注目していました。創部わずか3年で去年はベスト4進出した東高校。今最も勢いのある学校です。厳しく、愛情を持った指導で、米原監督が手塩にかけて作ってきたチームです。

 

 一方の初芝橋本高校。部員は38名で、30人以上が、和歌山以外の選手です。その地域性から言って、大阪の出身の選手がそろっています。一度夏の甲子園を経験しています。この学校のユニフォーム、かつては、縦じまだったような気がしますが変わっていますね。監督がよく変わる学校です。今の監督は、明徳義塾出身で大阪金光高校で、コーチとして2度の甲子園を経験している若い監督です。私学の場合は、やはり、野球の成績が良くないとすぐに監督が変えられたりします。あまりに効率だけを考えると、いい結果が出ないこともあります。この学校の教師は、かつて、経営母体である、うどん屋さんで研修をさせられていて、教師が反発していたという記事がマスコミに出たこともありました。仕方のないことですが、もう少しじっくりと指導をさせてやった方がとも思います。監督が変わると、卒業生が、母校に帰っていけません。

 

 「今年の東高校は、鋭い打球を飛ばせるようになりました。下半身がしっかりしてきています。」と東高校をずっと応援している先輩から聞いていました。前半戦をテレビで見ましたが、さすがにバットが振れています。ランナーが出ても、全く送りバントをせずに、打ってきます。身体の小さな選手も、しっかりと力強い打球を飛ばします。コールド勝ちで、2回戦進出。昨日の試合を見て、今年もかなりの力があるなと思いました。

 

 和歌山県は、39校で争われます。そのうち、海南と統合した大成高校を含めると、21校が甲子園の土を踏んでいます。こんな県は、他にはありません。また、初戦から、全試合、テレビもラジオも完全生中継です。これも全国では唯一です。最近は、その試合のダイジェスト番組も、パソコンやスマホで見られます。有難いことです。今日は、教え子が監督をしている、有田中央、沢山の選手が、練習終了後に塾に来てくれている向陽の試合があります。楽しみです。


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