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Channel: KGセミナー塾長の日記
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 塾で仕事をしていると、と言っても大きな塾ではなくて、私のような個人塾の場合、なかなか辛いことがあります。それは、仕事の事を本音で語ったりする相手が、なかなかいないということです。サラリーマンの時代は、同期や、先輩、後輩たちと話をしたり、飲みに行ったりできます。ところが今は、そんな相手は、なかなかいません。雇っている社員、アルバイトには、どこまでも、経営者の立場を崩すことはできません。同業の他人とは、どこまで本音で語っていいのか、その線引きが、難しくなってしまいます。

 

 そんな中、昨日は、この業界で長く仕事をしている、後輩と会って、話をしました。僕たちがこの仕事に足を踏み入れた頃は、はっきり言って、大卒の新卒の男子がやる仕事ではなかったのです。仕事を辞めてきた人、資格試験の勉強をしている人そういった人はたくさんいるのですが、なかなか、新人の社員が入ってこない時代でした。そんな中、彼がこの業界の中にはいってきてくれたのが、すごく嬉しかったのです。

 

 いろんな話をしました。最近特に思うのは、昔と時代が変わったなということです。手応えがなくなったと言ってもいいでしょう。なかなか難しい時代になってきました。おそらく、この業界でやってきた人は、そういう感じを持っているのではないでしょうか。

 

 ただ、目の前の仕事をこなすだけではなくて、心をこめて、この生徒のためにと思って、できることはすべてやってやりたい。そういう気持ちで仕事をしてきたし、これから先もやっていくのです。

 

 あっという間の3時間でした。31年前にこの仕事をやり始めてからのことが、いっぱい頭に浮かんできました。いいですね。本音で語れるというのは。今日も頑張ります。


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