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Channel: KGセミナー塾長の日記
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太陽を見ない日曜日

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 今日で予備校生活が始まって10日になります。どうですか、慣れてきましたか?週末が来るのが楽しみになってきたでしょう。

 

 昔、かなりハードにやっていたころがありました。予備校生は10名前後。もちろん男ばかり。体育会系の人が圧倒的に多かった時代です。「勉強しすぎで死んだ奴はいてへんぞ!まだまだ出きる!」と檄を飛ばしていました。その頃は土曜日も午前中に授業をしていました。

 

 ある生徒がこう語ってくれたことがあります。

 「土曜日、予備校の授業が終わると、解放されたような気持ちになって嬉しくてうれしくて。明日は朝から予備校に行かなくてもいいと思うと、いつもは、2時を回ると寝なければ!と思ってしまんですが、いつまででも勉強できるのがうれしくって・・・・。4時か5時ぐらいになってあたりがうっすら白くなってくる頃に、ゆっくり眠れると思って、ベッドに入ります。そうして、気がついて起きてみると、日曜日の夜の6時前なんです。日曜の太陽を見てないんです。」

 

 こう語ってくれた生徒がいました。死んだように眠っていたのでしょう。彼は、その当時の和歌山北高校から、関学に進学しました。今よりはるかに私立大学が難しかった時代です。北高から関関同立に入るのは、とんでもないくらい難しかったころです。やっぱりびっくりするくらいの結果を出すには、それなりの努力が必要ですね。

 

 今年は、最近の中でも、予備校生は一番たくさんいるのですが、バイクで通ってくる人の数が少ないです。かつては、ほぼ全員がバイクだったことのあります。毎年、10台から20台ぐらいのバイクがあるのですが、今年はたったの3台。田辺高校や、耐久高校の卒業生で、電車で通ってくる生徒が7名いるのも一つの要因かもしれませんね。

 

 単語のテスト、構文暗記、復習テスト。とにかくこの3つを徹底してやってください。これを勉強の柱にしていくのです。やったことは必ず覚える。それが浪人生活です。少し気を張って、集中して、懸命に頑張るからこそ、週末がたまらなく楽しいのです。太陽を見ない日曜日、一度過ごしてみてはどうですか?


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