センター試験が終わりました。予備校生は、春から、この試験のためにずっと頑張ってきました。高3生も、現役合格を目指して頑張ってきました。今日は朝から結果を報告に来ることになっています。そのデータを大手予備校に送って、処理をしてもらい、その結果が木曜日の午後に結果が出てきます。
国語が少し難しかったという声が伝わってきます。1日目の国語の出来が、そのあとの英語や、2日目に影響していないか少し心配しています。
ただ、大切なのは、自分が取った点数をきちんと受け止めることです。本当はこんなはずじゃない。もっと取れるはずだという思いもきっとあるでしょう。しかし結果を受け止めないと、次の段階に進めません。テストの受けたのは自分です。みんな同じ条件で、同じ問題を受けました。その結果を自分の「実力」と受け止めるところから国公立大学の入試は始まるのです。
そして、この与えられた状況の中で、最善の道を探し、それに向かってできる限りの努力をするのです。2次試験は、同じような得点の人が集まって来るさらに厳しい試験です。それに向かって、しっかりとしたモチベーションを持って望まないと、あっけなく跳ねのけられてしまいます。
試験というのは、思い通りに行くこともありますが、行かないことも多いです。その中で、気持ちを立て直して、次に向かって自らを奮い立たせられるかどうか。その力が、社会に出てから大きくものを言ってきます。躓いたり、転んだりしたそのあとをどう生きるか。それを受験を通じて身につけていってもらいたいと思います。