今年の和歌山大会には、KGセミナーに所属している、向陽・桐蔭・星林・那賀・和北の5校から25人の選手が出場します。また、予備校部には、田辺・那賀・桐蔭・耐久・星林の野球部OBが11名。合計36名の野球部生がいます。実に、生徒の4人に1人は、野球部生ということになります。
予備校生は、毎年、ラジオの野球中継の時に、アナウンサーと解説者の間に入って、スコアをつけるアルバイトを、KGの浪人生が担当しています。もう20年ぐらいになるでしょうか。7月は、大学が試験の最中なので、なかなかアルバイトが見つからなかったようです。浪人生たちは、好きな野球をただで見られて、お弁当も付いて、それでいてお金ももらえる。こんないいバイトはないと思います。今年は、那賀の生徒が2人、桐蔭が1人の3人で担当することになります。
和歌山県は、地方大会の1回戦から、ラジオもテレビも完全生中継。大会が、1会場だけで運営されているので可能なのですが、その番組にちゃんとスポンサーも付いていのです。他の県だったら考えられないことですね。ラグビーとかは、準決勝からは、テレビ放映があるのですが、4校が、お金を出し合って番組を買い取るという形を取っているようです。野球は本当に恵まれていると思います。
さて、昨日は、福岡大会で、柳川が延長戦で初戦敗退しました。昨日は、同じく福岡で、西日本短大付属対九産大九産の実力校同士の2回戦があり、4対2で、西日本短大付属が勝ちました。熊本では、済々黌高校が、完封で発信しています。鹿児島では、2回戦で、神村学園対鹿児島商業の対戦があり、3対2で神村学園が3回戦へ。宮崎では、プロ注目の投手を擁する宮崎日大が、投手が疲労骨折で投げられないまま、初戦で敗退しました。
和歌山大会は、いよいよ明日から開幕です。今年はどんなドラマが待っているのか。そろそろ和歌山の高校野球の歴史が変わってもいいような気がします。