昨日の最後の授業は、向陽の野球部員の2年生が6人、3年生が1人。合計7人で授業を行いました。練習が夏の大会に向けてきびしさが増してくる中、練習後に塾に来るのは大変なことだと思います。向陽高校は、塾からすぐ近くにあるので、何とか塾に通ってこれます。
7人の授業を受けている時の顔がいいこと。真剣な目で、授業を見つめてくれます。教える方にそれがダイレクトに伝わってきます。やっぱり生徒の顔を見て行う「生」の授業はいいです。この気分を味わいたくて、この仕事をやってきたんだと実感します。生徒たちも、互いに切磋琢磨しながら自分を磨いていく。「なんで、あいつがこの問題を解けるねん!」と思う気持ちが、自分の心に拍車をかけます。
今までの成績、現段階での実力、そんなものは、別にどうでも構いません。今から、やるのか、やらないのか。どうせやるなら、とことん、自分の人生を懸けて勉強する、この気持ちが何より大切です。やらねばならないときに、一心不乱にできるかどうか、それでこれからの人生が違ってくるような気がします。昨日授業を受けた時のこの気持ちを忘れないでください。