この前の朝日新聞に、子離れできない母の記事かありました。今まで優しかった息子から、急にきつい言葉を浴びせられてショックを受けたり、子供の携帯を覗いては、女の子からのメールに嫉妬したり・・・・。特に息子に対する母の気持ちは複雑なようです。
夫にない部分をついつい息子に求めてしまうのでしょうか(笑)?ただ、おふくろに、きつい言葉を浴びせられるようになることこそ、「健全」に育っている証しだと思います。
自分の夫がマザコンだと、とんでもない嫌な思いをする妻が、息子には、「お母さんの言うことだけを聞いていたらいいのよ!」と一生懸命に、「マザコン」に養成しているという、なんとも言えないおかしな逆説があります。
そう言えば、昔、浪人生のお母さんから朝電話があって、「息子を何度も起こしたんですが、起きてきません。どうしても目が明かないと言うんです。病気でしょうか?」と本気で電話がかかってきたこともありました。「お母さん、それを、眠たい!って言うんですよ」と言ったんです。その彼がまた、防衛大学を目指したのですから、これもまた奇妙なことでした。
そうそう、以前に書いたんですが、息子がどうしても起きてこないときに、一気に起こすいい方法があります。それは、「お母さんもここに寝よう!」っといって一緒に布団にもぐりこんでください。必ず起きます。スペシャルプランです。これで起きてこなければ少しおかしいですね。
花の日に、カーネーション1つくれない。口を開ければ、「おばはんは、黙っとけ!」と言う。それでも、母の体調が悪い時などに、何気なく、そっと配慮をしてくれる。そんの息子でちょうどいいと思います。