おはようございます。今日は模試を行います。今週に入ってから、体調を崩している生徒もいます。マスクをしている生徒も目立ってきました。朝晩がめっきり涼しくなって、身体の切り替えが大変なのかもしれません。体調が悪い人は、本番でもそういう時があります。そのための絶好のチャンスだと思って下さい。常に前を向いた態度、積極的に受け入れていく態度で臨むことが大切です。自分に起こるすべてのことを、味方につけるのです。
この前授業でやった、埼玉大学の長文問題、よかったですよね。スイスのバーゼルで開かれた国際図書評議会での皇后美智子様のお言葉でした。
「世界の中には、本を奪われ、読み書きを覚える機会さえも奪われ、毎日恐怖にさらされている子供たちがいます。しかし、そういう子どもたちこそが、その苦しさの中を生き延びた人だけが経験できる、新しい知恵で、明日の私達の世界を導いて行ってくれると信じたいのです。本と子供たちを一つにする活動を、どうかこれからも続けていって下さい。」
世の中を生きていると、「何で俺だけが・・・」と思うことがよくあります。ただ、自分に起こるすべてのことを自分の味方に引き入れる力、それがとても大切なのです。いろんな辛いこと、苦しいことがありますが、それは、この世で生きていればこそです。生きているだけで有難いことなのです。幸せは、いつも過去形です。どんなにつらいことでも、済んでしまえば、いい思い出だけが残って、「よかった。」と振り返ることができるようになっているのです。予備校生は、まずは、今日の模試に全力を注いで下さい。頑張れ!