昨日のブログには、1100を超える沢山のアクセスをいただきありがとうございます。受験の話以外で、4けたに行くのは、初めてかもしれません。それだけ、智辯和歌山の決勝戦での敗退が、衝撃的だったということかもしれません。21回目で、初めてのことですから。
昨日は、大阪の準々決勝を見に、舞洲ベースボールスタジアムに行ってきました。高校野球を愛する先輩とも後で合流しました。
1試合目は、大阪桐蔭対上宮。久しぶりに上宮が上位に進出してきました。ユニフォームがなつかしかったです。上宮の投手の好投で、途中までは、互角の試合でしたが、少し球威がなくなると、さすがに、大阪桐蔭の打線は、見逃しません。鋭い打球を飛ばされるようになり、結局5対1で敗れました。大阪桐蔭の打線は、さすがに、昨日見た中でも、群を抜いていましt。それから、ショートのうまいこと。しかし上宮の健闘は立派でした。
2試合目は、選抜準優勝の履正社高校。対するのは、公立の枚方津田高校。試合前のノックを見ると、かなり力に差があるのがわかります。しかし、枚方津田高校のエース。素晴らしい投球でした。真っすぐが、最後まで、きれていました。履正社のエースより、よかったと思います。さすがに、勝ち進んでくる学校には、それなりの理由があると思いました。この試合も、途中までは、2対1と接戦を演じていましたが、終盤に力の差が出てしまいました。ただ、枚方津田高校ベスト8進出、胸を張ってください。
一番見たかった試合が、浪商対PL学園。大阪の、いや日本の高校野球界をリードしてきた2校が対戦します。浪商。スタンドの応援風景も、いまだに昭和30年代かと思われる感じが伝わってきます。年配の熱心なOBの声援も聞こえてきます。ああ、浪商だなと思いました。一方、PL学園。少し黄色がかったユニフォーム。あのユニフォームを見ると、サラリーマンをしていた時の先輩で、PLの野球部だった人が、「PLのユニフォームは、一番かっこいい!」といつも言っていたのを思い出します。
PL学園の選手を見てみると、攻守交替のときに、一生懸命に、走っています。守備位置に着くと、帽子を取って、その場で1礼をします。監督が不在で、野球経験のない校長先生が、ベンチに入っていますが、ちゃんと大切なことは、受け継がれているのです。監督不在のPL学園もいいですね。このまま行くのも、新しい野球の形かもしれません。結局、2死から、最後の1打が出るかどうかで、大きく試合展開は、変わってしまいました。7回コールドで、PL学園が、準決勝進出。
4試合目は見ずに、帰ってきましたが、朝から一日野球三昧でした。顔を、手も、足も、首もすっかり焼けてしまいましたが、楽しく高校野球を見られる。幸せだなあと思います。