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Channel: KGセミナー塾長の日記
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OB来塾

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 「先生、うちの弟も、レインボーラムネ、応募したそうです!」と高校2年生が話しかけてくれました。ブログ読んでくれてるんや。ありがとう。読んでくれる人がいるから、書けるわけです。本当にそう思います。

 

 昨日、お昼前に電話があって、5年前の生徒からでした。「ちょっと、立ち寄っていいですか?」お昼に2人で話しました。彼は、桐蔭野球部の生徒でした。周りのみんなが、国公立大学を目指す中で、アメリカの大学に進みたいという気持ちを持っていました。そして、念願通り、サンフランシスコに渡って、コミュニティカレッジに入学します。ここに入って、自分の英語力の無いことを痛感しました。全く聞き取れない。何を言っているのか、宿題が何なのか、何をすればいいのか全く分からなかったそうです。留学生は、自分ひとりだけ。でもその状況がよかったんですね。仲良くなったクラスメートに宿題を教えてもらって、必死に頑張っていったそうです。「塾でもらった、イディオムのプリント、役に立ちました。受験勉強は、実際の英語には役に立たないと言われていますが、そんなことはないです。生徒たちに伝えてあげてください。」と言ってくれていました。

 

 テストの日がきました。びっしり英文が書いてある分厚い教科書が、範囲です。片っぱしから覚えていったそうです。そうしたら、成績が1番だったそうです。いつも厳しく怒鳴られる先生が、なんか違った雰囲気で話しているそうです。あとで、友達に聞いてみると、「彼は、私に行っていることを、ほとんど聞き取れないのに、成績が1番なんて信じられない!」とのことでした。それで自信をつけた彼は、その後、4年制大学に編入。無事に大学を卒業して、10月から、外資系の大手金融会社で働くことになりました。それを報告に来てくれたんです。

 

 嬉しい限りです。5年前の生徒が、ふらっと訪ねて来てくれる。まだまだもう少し、ここで頑張っていかねば・・・という気持ちにさせてくれます。本当に、人は一人では生きていけません。誰かのためになれればと思う気持ちが、私達を生かしつづけてくれるのかもしれません。


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