昨日は、いろんな大学の合格発表がありました。甲南大学。予備校生が合格しました。彼はライフル射撃の選手で、去年の秋も、国体に出場しました。大学選びも、射撃部があるところだけを受験しました。大学に入っても、和歌山を代表してさらに精進して下さい。
関学の発表もありました。1人の生徒が恐る恐るまず1つ目の発表をスマホで見ます。自信のない方でした。「ない・・・」 沈んだ心で次の発表を見ます。同じ部屋にいた僕は、少し時間がかかっていたので、「ダメか?」と思ったその時、「うお〰!」という歓声が。合格でした。1つ合格すると、また合格が届きそうな気がします。明日の合格発表も楽しみになってきました。国公立もあります。いい気分で、さらに勉強を続けてください。
予備校生の那賀高校野球部の生徒が、2つ目の関学の合格通知を手にしました。10日後の国公立入試に弾みが尽きます。もう1人の那賀高校野球部の生徒は、龍谷大学の合格通知を2つ手にしています。昨日は、立命館大学の産業社会学部の3つの合格発表がありました。電話がかかってきました。2つ合格でした。もう1つは、受験票をなくしてしまったので、確認できなかったそうです。同志社の発表も楽しみにしています。早速夜に、那賀高校野球部監督に、連絡を入れました。喜んでくれました。
田辺高校の野球部の生徒からも電話がありました。立命館の最難関、法学部に合格したとのことです。普段は、口数の少ない、感情を表に出さない彼ですが、いつにもまして、声が弾んでいました。母と姉を一緒に、ピザを食べに行く車の中で、いきなり、「よっしゃ!」と握りこぶしをあげて、2人はびっくりしたそうです。ずっと国公立を目指してやってきたので、私立の勉強はほとんどやっていませんでした。彼が赤本を持っていたのは見たことがありません。国公立大学の入試でもうひと踏ん張り。期待しています。
難関の国公立に出願している予備校生がいます。その生徒が、まさかの龍谷大学不合格でした。冬の懇談では、「龍谷は受けなくていいやろ。」と僕が言ったんですが、心配性の彼は、「1つ龍谷受けていたら、安心ですから。」と受けたんです。合格発表も早いので、落ちつけるだろうと思っていました。ところが、まさかの不合格。明治大学の受験の前日に、わかったそうです。東京には、父と一緒に行ったそうです。無言の2人。暗い食事。たまらない時間だったと思います。「2浪」という言葉が心をよぎったそうです。そんな彼が、同志社大学経済学部に合格していました。お父さん、嬉しかったでしょうね。最近は、親の気持ちになってしまう自分がいます。国公立、頑張れ!
龍谷に落ちて、同志社の合格。普通はあり得ません。智辯和歌山が県予選の1回戦でコールド負けをするぐらい、あり得ないことです。しかし、あり得ないことが起こるのが、受験です。まだ合格通知が届いていない受験生。希望を失ってしまった受験生。まだまだです。受験は最後までわからない。心を切らずに、最後の最後まで粘り続ける。それしかありません。最後まで頑張る。合格通知が届くまで。