昨日から予備校生の個人面談が始まりました。模試の成績、日頃の実力テストなどを参考に、志望校を中心に話を進めます。ただその進め方は、それぞれの生徒によって違います。
成績はそれほどよくはありませんが、どうしても褒めてあげたい生徒もいます。休まずに、一生懸命に頑張ってきた生徒です。成績が思うように上昇していれば、それに越したことはありません。ただ、頑張って、頑張って、ひたすら休まずにやってきた生徒。その結果がまだ出てはいませんが、きっと出る。今までよく頑張ってきたそれをちゃんと評価してあげたいのです。鳴き出してしまう生徒もいます。それは本当によく頑張ってきたからです。せっかく一番近くで予備校生を毎日毎日、朝から晩まで、見てきたのですから、成績はもちろんですが、それ以外の部分も評価したいのです。
ただ目標大学に合格するのが全てではなくて、いい取り組み方をして、努力に努力を重ねて、人間的にも現役時代より、一回りも二回りも大きな人間になって大学に旅立っていってもらいたいのです。それでこそ、次の社会人になったときに訪れてくる様々な困難に立ち向かえるのだと思います。
何の世界でも、最後のひと踏ん張り、これが一番大切で、勝負を左右します。センター試験まであと34日。これをどう生きるか。ここにかかってきます。今日一日を充実した一日にしてください。